次の代へバトンをつなぐ大切なイベント、生徒会役員選挙が行われました。
開校5年目でようやく生徒会も生徒会らしくなってきました。
最初の頃は右も左も分からず、何か面白いことはできないか、
何かみんなが笑顔になれるイベントを作ることはできないか
そんな思いを抱き、今では学園祭、体育祭、新入生歓迎会など多くのイベント
を運営できるまでになりました。
今日はそんな生徒会前会長の心のこもった立会演説会開催にあたっての挨拶を
紹介したいと思います。
「今、私はさびしいという思いと達成感の2つが入り混ざったとても複雑な
思いを抱えています。生徒会長としてのこの1年、たくさんのことを経験し、
たくさんのことを学ぶことができました。後悔していることや、やり残した
ことはたくさんあります。新入生歓迎会をスムーズに進めることができなか
ったり、文化祭をもっと盛り上げたかったなど、やりたいことはまだ残って
います。けれども、その反面、(体育祭では)応援団を作ることができまし
た。前日の練習で少しもめ事があったり、近所の人からうるさくて苦情が
きていたりと、とてもお騒がせな応援団でしたが、本番の皆の笑顔、各組の
生徒と応援団との一体感に鳥肌が立ったのは今でも忘れられない最高の思い
出です。
「応援団を作ってくれて本当によかったよ」
その一言で私は生徒会長になってよかったと感じることができました。誰か
のために、何かを考え、実行することの難しさ。そして、達成できたときの
喜び。たくさんのことを学ぶ機会を下さった全校の皆さん、ずっと支えて
くれた生徒会のメンバーと先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。来年の
生徒会役員の皆さんは、今よりもっと良い学校生活を送るにはどうしたらよい
か、全校生徒のことを常に考え、これからの学校を作っていって下さい。
1年間本当にありがとうございました。」
3年Ⅰ組 松﨑広奈
(新島)