2日目の報告です。当然、時差に馴染んでいないので、
全員が寝不足のような感じでスタートです。
ボストン市は、大学が30、人口が60万人でその内学生が25万人程度という文京地区です。
また、アメリカ発祥の地であるため、古い建物が実に多く、古都のような雰囲気があります。
写真は、19世紀の兵士の寄宿舎ですが、現在はステーキハウスです。
今日一日は、地元の公立中学校訪問でした。
入り口には本や洋服の寄付ボックスが置かれています。授業は、通常のものに参加しました。
全員が中学2年生のクラスに入りましたので、ほぼ学習済みでしたので、
英語を理解できなくても、何となく理解できたようです。
生物、美術、世界史の3つを受講しました。
世界史は、アメリカの産業革命について学習しましだが、
スライドや動画がメインで、生徒はノートはほとんどとりません。
製糸工業の辛さを訴える歌も歌いました。とても準備に時間がかかると先生は言っていました。
授業は45分で、1日8コマ、休み時間はなく、移動のみですぐに授業が始まります。
これは恐らく、生徒は授業で我慢することなくたくさん発言するので、
休み時間がなくても集中力が続くのだと思いました。
校内を見物して、文化の違いを多々感じるわけですが、幾つか紹介します。
先生の教室が固定されており、そこに生徒が移動します。日本とは逆です。
手作りのポスターがいたるところにありますが、ユニークなものばかりです。
いじめに関するものを紹介します。
セキュリティは硬いですが、教室はドアを閉めると、廊下からは開きません。
鍵がかかるとことろは教室ばかりではなく、
職員用トイレや、職員室の入り口もその都度ロックです。
当然校舎の入り口もロックです。
最後は皆で生徒の伴奏のもと、「エール」を歌いました。
生徒の歌声に先生方がびっくりされていました。
夕方に近くのレストランで食事です。
ボストンでもっとも美味しいクラムチャウダーが食べられるお店だそうです。
実際に私もこれまでで最も美味しかったです。
チーズバーガーはボリューミーで完食したのは、男子2名のみでした。
デザートには、アイスをチョコレートでコーティングした珍しいものをいただきました。
食事の後は、スーパーで買い物です。日本では売っていない飲み物や夜食を買っていたようです。
帰り際に地下鉄とバスのチケットを購入してホテルに戻りました。
今の所体調を崩しているものはいませんが、
まだ時差に慣れていないようで、食欲は控えめです。
明日からはいよいよホームステイが始まります。(谷澤)