3日目の報告です。
今日は盛り沢山ですので、まず順番を書きます。
①ハーバード大学キャンパスツアー
②ハーバード大学自然史博物館
③ボストン科学博物館
④ホームステイ
ホテルからバスに乗り、ハーバード大学まで移動します。
大学の周りにはそこら中に昔のレンガ造りの学生寮が並んでおり、
素晴らしい雰囲気を提供してくれます。
ここではハーバード大学の女子生徒が午前中付ききりで案内をしてくれました。
とてもゆっくりとクリアな発音で、かつ簡単な英語での説明でしたので、
生徒たちは3分の1とまではいかないまでも、知っている単語を沢山聞き分けていたようです。
彼女は本当に丁寧にナビゲートをしてくれましたので、
生徒たちは飽きることなく最後まで集中して話を聞けていました。
中学三年生は、今年度は英会話の授業がないので、久々の英語のシャワーだったのでしょう、
聞き取れていることが嬉しかったようです。
神殿のような建物の前の広場では、毎年マザーテレサやビルゲイツのような著名人が、
大学の卒業式でスピーチをするところです。
youtubeで確認できると思います。
教会のような古い立派な建物は、
南北戦争で戦死した北軍のハーバードの生徒を偲ぶために造られたものです。
ステンドグラスがありますが、よく見ると教会とは縁のない模様になっていました。
とても厳粛な感じのする屋内で、壁には戦死した学生の詳細が記されており、
私たちは参ってしまいました。
この後は、大学構内ある自然史博物館を見学しました。
ここには、あらゆる鉱物と生物の詳細が展示されています。
ここで生徒は色々とユニークなお土産を購入しました。
昼食はそれぞれグループになり、軽食を取りました。
私は、ハーバード大学の生協が運営している本屋の中にあるコーヒーショップで取りましたが、
貴重な体験でした。
午後はボストン科学博物館に地下鉄で移動します。
ここが実に素晴らしいのですが、
生徒たちは午前中の行程と時差ボケとで既にヘトヘトでしたが、
内容があまりに興味深いので満足してたようです。簡単に幾つか紹介します。
子供が遊び感覚で科学を体験できるスペースがありまして、
その中で私が気に入ったのは、写真にあるジャイロを体感できる遊具です。
樹齢2000年の樹木の年輪からは、想像力が試されました。
波の発生装置から理解できたことはまさにワンダフォウ!
波は水を運んでいませんでした!その様子が目視出来て納得です。
一応英文を添付します。
ある生徒は最後に、ここには1週間ずっといてもいい、と言っていました。
学問に対する動機付けが、ここには溢れていました。
科学とは凄い!と実感できる一時でした。
いよいよホームステイが始まりました。
私は全員を見送りましたが、緊張の嵐だったことは言うまでもありません。
事前に心得は十分伝えましたが、ここからは自分との勝負です。
生徒たちの明日の感想を楽しみにしています。(谷澤)