7月17日(日)に行われた夏休み体験授業(社会)の思考力セミナーを紹介します。

社会科の思考力セミナーは「千葉都市モノレール建設計画」というテーマで授業を

行いました。

 

千葉みなと駅から千城台駅まで、建設費を抑え利益を最大化するルートを設定し、

ルート沿線を地理的に考察しようという授業です。

まず、ワークシートをもとに、収益を上げる効率的なルート計画を個人で行いました。

小学生の参加者の皆さんが頭を使っていただけでなく、ご見学の保護者の皆様にも

作業に熱中していました。

社会

利益を最大化するルートを発表すると、「えー」という声があがり、そのルートは

現在のモノレールのルートと重なることを説明すると、皆さん驚かれた様子でした。

その上で、高度経済成長期のニュータウン形成や、高齢化の進行と買い物難民の発生

という現状、公害と公共交通機関の関係や発展途上国での普及状況など、中学校社会科

の学習内容と作業がどのように関係しているか、考察を交えながら解説を行いました。

小学生の皆さんの積極的な発言のおかげで、非常にテンポの良い授業となりました。

 

「千葉都市モノレール」という1つの身近なテーマが、教科書の様々な内容と密接に

結びついていることを、作業を通して実感していただけたのではないかと思います。

千葉明徳中学校では社会科の授業を通じてこのように「考える」ことを重視しています。

今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

(村上)

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