今日、明実祭(文化祭)が盛大に行われました。
生徒一人ひとりの思いが詰まった和やかな文化祭でした。
オープニングは有志を集ってバンド演奏(教員も一緒に参加しちゃいました)や、
学年別の合唱、有志のアンサンブル、そして大筆による書道が披露されました。
観客のみなさんからの盛大な拍手に参加した生徒たちもどこか誇らしげに、
そしてたくましくも 見えました。
この瞬間、少し”大人”になったのではないでしょうか。
経験が人を育てます。その経験を一つでも多くさせたい。
それが明徳の考え方です。
そして、「まとめて、書いて、発表する」の集大成。
6人が1チームになって今年は「米」に ついて調べて発表しました。
また、そこにも明徳らしさ。
「育てる」ための工夫(仕組み)があります。
それは6人が1年生、2年生の混合チームであることです。
そうすることによって上級生、下級生の人間関係も 生まれ、
また先輩としての自覚も芽生えます。
また、発表は一人に委ねるのではなく、全員が行います。
一人ひとりが主役。個人にスポットをあてる。
それが明徳が考える「面倒見」なのです。個人の良さをどう伸ばすか、
個人がどれだけ経験を積めるか、その中でどれだけ成長できるかを
イベントなどを通じて体験させるように、個人に 働きかけることこそが
明徳の「面倒見」です。
「何かしてあげる」のではなく「どうすればできるかを気付かせてあげる」のです。
見に来られた保護者の方々も、そして発表した生徒のみなさんも
充実した一日だったことだと思います。
この明実祭を通して、生徒たちはまた一段と成長できたのではないでしょうか。
生徒がいきいきしている姿を見て、私たち教員はとてもうれしく思いました。
本日はご来校いただきまして、ありがとうございました。
(新島・小川)