9月5日(土)、延期を重ねた2期生の入学式を、ついに開催することができました。
強い日差しが降り注ぎ、気温もかなり上がりましたが、標準服の正装をまとった生徒たちの笑顔はさらに眩しく目に映ります。
新入生代表のSさんの宣誓が、マスク越しでもはっきりと力強く会場に響き渡ります。
「…これからの時代、身の回りの生活や社会全体のスピードがますます速くなり、予測もつかない事態、正解がどこにあるかわからない状況も起こり得ます。そのためにどこまでも自由に学び続け、力を合わせて助け合い、協働によって新しい価値を創り出すドルトン東京学園の精神がこれまで以上に求められることを、この半年ほどの間で実感しました。私たちはドルトン東京学園中等部に入りました。安易に答えだけを求めるのではなく、ドルトン生としての自覚を持ち、間違いや失敗を恐れずに、自分で考え、自分の進むべき道を自分で切り開いていきたいと思います。…」
ここまでしっかりと社会を見つめ、自覚的に自分の学びを語る入学生を迎えることができたことを、私たちは心から誇りに思います。