“アクティブラーニング”。しばらく前に大流行した言葉ですね。流行りものの例に漏れず、礼賛されたり酷評されたり、毀誉褒貶(きよほうへん・ほめちぎったりけなしたりすること)も激しかったようです。
ダメ出しをされた例の多くは「なんとなくグループワークをやっている」体のもので、見かけはActive(活発)でもただおしゃべりをして終わっただけではないか…なんて。
おそらく本来めざすべきものは、Active(能動的)な学びのはずです。たとえば…
中1社会科のスタディーツアー。日本各地の魅力に光を当てるツアープランを企画し、さらにその地域が抱える課題解決の糸口も探る。グループで分担して調べ、企画を立て、クラスのみんなの前でプレゼンをします。
同じく中1の英語PBL。英語科の先生たちをフィーチャーした“マガジン”を作っています。英文で書く記事には、ふつうは中学1,2年では習わない単語も使います(その先生を紹介するのにふさわしい表現のために)。
表紙や記事面を飾る写真を撮る生徒たち。「若干おもしろめのポーズでお願いします!」と、なかなかに難しい注文が飛んでいます。