今年9月の生徒アンケートには学習や教科に関するいろいろな質問も入っていましたが、その中で数学は中1生の「得意な科目」第1位、中2生の「好きな科目」第2位、「がんばりたい科目」第1位に挙がっていました。

授業に何かその秘訣が?と数学の先生に尋ねると、少し考えて「ガンガン問題を解き進めるのではなく、じっくりと問題に取り組み、考えることを楽しむようにしているからでしょうか?」と、おっとりした返事が返ってきました。

実際に教室を覗いてみると、何やら生徒たちが発表をしています。

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4人グループで図形の証明問題を選び、スライドで解法の資料を作ってみんなに講義をしているところでした。

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どんな解法があるのか、どう解説したら伝わりやすいのか、グループの仲間と話し合いながら資料を作りプレゼンをする。もちろん、ただ問題を解き進めるより時間はかかりますが、その一方で思わぬ気づきや深い理解といった副産物もあります。

そういった、効率のよさだけを追わない学び、寄り道や回り道を楽しむ学びが、「数学好き」な生徒を増やしているのかな、と納得がいった次第でした。

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