理科実験室では、中2生が何やらレクチャーを受けているようす。各自のPC画面を見ながら先生の説明に聞き入っています。
画面に出ているのは授業のアサインメント。これから入る単元の概要や学習課題、学習を進める手順や到達目標を分かりやすく解説し、生徒はいつでもこれを参照することで、自分の学びを組み立てることが出来ます。ドルトンプランの柱の1つです。
もう一人の理科の先生に聞くと、「今年はね、チャレンジしようと思うんです。実験・研究課題をかなり自由に生徒が選べるようにして、物理・化学・生物・地学の別なく同じ時間にそれぞれの課題を追求できるようにします。」とのこと。
実験助手の方やその時間授業が入っていない先生も協力して個々の生徒のサポートにあたる、ということですが、これがどれだけ大変なことか、教育に携わる方ならお判りいただけるのではないでしょうか。
ドルトン東京学園がめざす「個別最適化された学び」、理科の先生たちは熱意と協働と創意工夫でそれを実現しようとチャレンジしています。