ドルトンプランの根底にある「学習者中心の教育」という理念は、生徒自身が興味を持ちみずから学びに向かうことで、それは「生きた学び」としてその子に蓄えられる、という考え方から来ています。そのため、ドルトン東京学園では教師による一方的な教え込みを避け、生徒が自ら選んだり決めたりする機会をたくさん設けています。

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毎週水曜の7時間目は、オフィスアワーの時間。生徒はそれぞれが取り組むことを決めて、(Webで)予約した関連教科の先生の教室に向かいます。理科室で実験に熱中する子もいれば、

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美術技術室で思い切り創作活動に励む子も。この時間をうまく使って、授業中に出た課題を仕上げている子たちもいます。

ときおり受験生の保護者から、「やりたいことが見つからない子はどうなるでしょう?」とご質問をいただくことがあります。実際に在校生のようすを見ると、あまりそういう心配はないのではないかという気がします。「自分の時間」だからこそ自分で有効に使う、たまに無為に過ごしてしまうことがあっても、それはそれで今後の反省材料になる、ドルトン生はそんな風に成長しています。

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