“子どもの自主性を伸ばす”のは、今の日本の教育界が抱える最も大きな課題と言えるかもしれません。多くの教育機関が独自の方法で取り組んでいますが、本校が実践しているドルトンプランもその一つです。

その原理はいたってシンプルで、「子どもがもともと持っている好奇心や意欲を引き出して、自ら学び成長する力を育てる」、そのために「知的好奇心を刺激する“学びのタネ”をあちこちに仕掛ける」、「あらゆる教育活動・学校生活の中で、生徒自身が考え、判断し、決める機会を作る(失敗も成長の機会として生かす)」、「多様性を許容し、それぞれが自分の個性を生かして集団に貢献する意識を共有する」というものです。

日本の一部の旧来型の教育観(まずは知識・基礎基本を教え込む、生徒が間違った方向に行かないように大人・教員が教え導く、自分を抑えて周囲に合わせることを重んじる)とは異なる部分があることや、「アサインメント」「ラボラトリー」「ハウス」などの独特の用語を用いることから、このドルトンプランにもとづく教育を手短にお伝えするのはなかなか難しいと思っていたのですが…

23年5月、日本テレビの早朝のニュース・情報番組「Oha!4」の中で、「【“自主性”伸ばす教育】考えや行動を尊重し実現させる 授業方針も売店運営も生徒自ら」というタイトルで放送された本校の教育活動が、動画サイトで公開されているのを見つけました。

視聴時間は4分30秒、映像とともに在校生・教員・校長がコメントしていますが、それが日ごろのようすそのままの自然な感じで、さすがは報道のプロフェッショナルによる編集だと感心します。

スマートストアM

(写真は番組内で紹介された、生徒が運営するスマートストア。ラックも設置しました)

宣伝用ではない、そのままの学校の映像から、本校が実践している教育活動の一端が伝わると思います。

映像は日本テレビの公式動画サイト「日テレNEWS」でご覧いただけます→

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