中1理科’’SFS(Skills for Science)’’は、理科研究を進めていくための基礎的なスキルを学ぶクラスです。
今日は、生徒たちが自宅で進めてきた自由研究を、発表できる形に落とし込む具体的な手順について説明がありました。
研究結果を発表するポスターのひな型を共有し、PDFに変換してTeamsに提出する方法をWindows/Mac(生徒の個人端末はBYODなので、どちらもレクチャーをします)それぞれでレビュー。
「画面を共有してくれるひとー!」と呼びかけると、すぐに何人かの生徒たちが画面を出してくれて、そこに教員の解説が入り、また生徒たちから質問が飛び、それらを解決しながら進んでいきます。まさにドルトンプランのエッセンス、「協働」の学び!
さらに技術的な質問については、午後のオフィスアワー「PCの使い方」ルームで、教員が一人ひとりを丁寧にサポートしています。
また別の日の午後には、中1生が企画・運営するアクティビティ「オンライン〇〇」。
中1全クラスの生徒たちが学年横断で各企画ルームに散らばり、企画の内容やルール決め、準備から司会進行まで、すべて自分たちで行っています。
ゲーム企画のルームでは、ちょっと複雑なイラストゲームと、イントロクイズを開催していました。
ここでひと言。
この記事のタイトルには、あえて頭に【学校生活】とつけています。
新型コロナウイルスの影響による休校が始まったときからそうしていました。
たとえ校舎にいなくても学ぶことはできるし、級友や先生たちと繋がることもできる。
学校は、学びは、人と人とのコミュニケーションは、そのあり方を変えただけで中断なんかしていません。本校だけでなく、いま多くの私学は同じ思いで「今、これから必要な学校のあり方」を模索し、改革を続けています。
そんな気持ちを込めて、【学校生活】というタイトルを使い続けているのです。