“生徒総会”というと、一般には「体育館に全校生徒が集まって並び、壇上から生徒会役員が発表・報告を行ったり議決をしたりする」というイメージがありますが、今回ドルトン東京学園で開かれたのは…

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5~6名の生徒+教職員1名の少人数で行うグループトークです。

「生徒一人ひとりが学校を作っていく主役」という本校の理念を、生徒総会にどう反映させるかと、DSC(生徒の自治組織)メンバーが知恵を絞って生まれたのがこの形です。タイトルは「ぶっちゃけ!ドルトーーク!Dalton Talks」と、一見お笑い番組風ですが、「みんなの意見を引き出すには、話のしやすい少人数での対話から」というその意図は実に正統派です。

DSC代表メンバーによる趣旨説明と進行案内は、Zoomで各教室に配信され、それからグループごとの対話がはじまります。

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「ドルトンの授業や先生について思うこと」「それぞれの学年のイメージは?」(全校集会なので、中1~中3まで同じグループに入っています)「今のハウス活動って、どう?」「ドルトンのモヤっとするところは?」などなど、DSCが用意した話題に沿って、上級生も下級生も率直に自分の思いを語ります。遠慮や垣根のなさが、本校の生徒たちのよさであり、日ごろのハウス活動の成果でもあるかな、と感じました。

ユニークな生徒総会、上々の滑り出しです。

中2社会科、今年度最後のアサインメント(学習課題)は、「歴史の瞬間を切り取れ!」と題した動画制作です。西南戦争をテーマに選んだチームの作品を、上映会の前に見せてもらいました。

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いきなり大河ドラマ風の重厚なオープニングです。

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政府に反旗を翻した西郷隆盛の軍勢。責任感の強さから沈み込む西郷を、周囲が気勢を上げて励まします(刀は剣道部の木刀にアルミホイルを巻いて、それらしく作っています)。

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地図や資料を織り交ぜて、学習教材としても質の高いものに仕上げています。

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山中を駆け、敵陣に奇襲をかける西郷軍(校舎裏の“ドルトンの森”が絶好のロケ地になりました)。

実は学校スケジュールの関係で、学年末の成績に反映されるのはこのアサインメントの下調べとシナリオ作成まで。動画の出来は評価の対象外です。生徒たちは、それをわかっていながら手間暇をかけてこれほどの大作を提出してくれました。「点数に関係なくても、面白いからやる」というその姿勢、ドルトン生らしさが私は大好きです。

知らないうちに、ドルトンの森にテントが張られていました。

手前にはハンモックまであります。

恐る恐るテントに近づいてのぞいてみたら、

人が寝られるようにしっかりシートも敷かれていました。

テントのそばにある竪穴式住居の制作者(生徒)の住まいではないか

という話も聞きましたが、そこに人がいるのを見たことはありません。。

 

ドルトンの森にテント登場!Tents in the woods

 

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色々な人種・国籍の人を描くことで「多様性」を感じてもらおう、という絵画作品や、

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熱音響の原理を活用してエコロジカルな冷房につなげられないか、という研究、

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近年の「声優ブーム」の背景と実情を探る研究、

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80年代ロックミュージックを分析し、楽曲制作アプリで実際にアレンジや曲制作を行った研究(参観した大人には懐かしく、生徒には新鮮だったようです)など、自分の興味関心を深掘りする個性的な研究成果の数々が発表され、2日目もあっという間に過ぎてしまいました。

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閉会式では、3年生の修了研究の優秀賞発表が行われました。研究制作部門で最優秀賞を受賞したMさんの作詞・作曲・演奏・動画編集作品に全員が感動!何だか元気と勇気が湧いてくるメロディーとリズムです。

あらためてドルトン生の「自由な学び」の底力を感じた2日間でした。

開校初年度から開催してきた生徒の自由な研究と発表の場・STEAMフェスが、中等部3学年がそろった今年さらにスケールアップし、DaltonExpoとして開催されました。オンライン・リアルタイムの研究発表大会で、3年生の修了研究、2年生の職業研究レポート、1年生の学校改装プロジェクトを軸に、有志によるさまざまな発表を加えたボリューム満点の内容です。

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家紋風に企業ロゴをデザインした修了制作、センスが光ります。

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世界の政治体制をその性質ごとに分類し、視覚化した作品に解説を加えています。非常にレベルの高い修了制作です。

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司会進行もすべて生徒が担当しています(もちろんスライド制作も)。

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有志発表の「ツナグプロジェクト」の再現。国際的な研究プロジェクトのため、日本語版と英語版でレクチャーしてくれました。発表者の一人は、留学中のサンディエゴから参加しています(!)。画面の後ろでホストファミリーが手を振ってくれました。他にも日本各地や外国から見学してくださった方々もいます。こういうところが、オンライン開催のよさでもありますね。

明日の2日目も楽しみです。

以前こちらのブログでお伝えした、中2生英語プレゼンテーションコンテストの表彰式が行われました。優秀賞を獲得した生徒たちは、荒木校長から一人ずつ賞状を手渡され、誇らしげです。

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マスク越しに笑みがこぼれています。

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こちらは第17回環境フォトコンテスト『わたしのまちの○と×』で奨励賞を受賞した中1生。今年度のアートフェスでも主要テーマになった、SDGsをテーマとした写真作品での受賞です。さすがの美的センス、これからもどんどん磨いてくださいね。

金曜6,7時間目の探究ラボの1つに、パラスポーツ体験があります。昨夏の東京パラリンピックでは、さまざまな競技で活躍するアスリートたちの雄姿が大きな感動を呼びました。このラボラトリーは、実際にパラアスリートの方に来校していただき、その妙技を生で見て、自分たちも体験してみよう、というものです。前回のゴールボールに続く今回は、車いすバスケットボールを体験しました。

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現役プロ選手のスピードに全くついていけず、あらためてそのすごさを感じます。座った姿勢からのゴールの遠いことにもびっくり。それでもシュートを決めることができた生徒もいて、ガッツポーズが出ました。

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ご協力いただいた日本財団パラスポーツサポートセンターのみなさまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

中2社会科最後のアサインメント(学習課題)は、「明治時代の1局面を3分程度の動画で再現する」というものです。生徒たちは4~5名のグループをつくり、「文明開化」や「大日本帝国憲法制定」といったテーマを選んでシナリオをつくり、配役を決めて、動画を撮影・編集します。

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こちらのチームは、西南戦争の戦闘シーンを撮るとのこと。剣道部の生徒を中心に、木刀にアルミホイルを巻いて刀を作ったり、小道具にもなかなか凝っています。

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白刃を振りかざして山中を駆け抜けていくシーン。ちなみにロケ地は校舎裏手の“ドルトンの森”です。

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土を蹴立てて駆け抜ける足元のアップは、オープニングに使うそうです。大河ドラマを彷彿とさせます。

時代考証のための下調べが、そのまま教科書の範囲を大きく越えた探究学習へとつながっています。

 

これまでの英語学習の成果を披露するイベントとして、中等部2年生の英語コンテストを開催しました。前回は講堂が会場でしたが、感染予防対策のためオンラインでの開催です。生徒が務める司会進行から、個人・グループでの発表まで、すべて英語で行います。

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「ペットはどのような感情表現をするか」というかわいいテーマを選んだ生徒、スポーツや音楽など共感を呼びそうなテーマで発表をした生徒、

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「どうしたら貧困問題を解決できるか」といった、社会的課題をテーマとするプレゼンにチャレンジした生徒など、よく練習した英語プレゼンテーションの上手さもさることながら、それぞれが発表する個性豊かな内容に「自分の興味関心を深掘りするドルトン生」の特徴がよく表れていました。

正門前のバラの木々を、校舎の裏の森に植え替えました。

庭師さんが作ってくれた丸太ベンチや

木の人形を囲むようにバラが植えられています。

バラ園だった正門前はどうなったかというと、更地になりました。

庭師さんによると、これから芝としだれ桜が植えられるそうです。

5月になれば、薔薇の咲き乱れるドルトンの森になると思います♪

春を待ちましょう。

 

【ドルトンの森へのバラの移植が完了しました! Transplanting the roses to the back yard】

 

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