ドルトン1期生は常に生徒全体の先駆者となる宿命です。中3生による英語スピーチコンテストも、今年が初開催です。

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オープニングスピーチは、このコンテスト開催の立役者、布村教頭。「あなた方はこの学校のパイオニアですよ!」と激励します。

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Division2(アドバンスト以上のクラス)で優勝したM.R.さんのスピーチは「エシカル消費」(環境問題や貧困問題など、社会的課題を考えて行う消費活動)について。身近なところから社会をよくして行きたい、という意欲が伝わります。

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左利きゆえに不便なことを、日常生活を例に挙げて語ったA.A.さん。マイノリティ(少数派)に対する理解と配慮を訴えます。

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自分の昆虫食(ホントに?)について、ゼスチャーを交えて熱弁をふるったK.M.くん。間違いなく一番場内を沸かせていました。今後はタランチュラに挑戦したいそうです。

コンテスト終了後、ネイティブ教員リーダーのKaj先生に「想像の10倍面白かったですね」と話しかけると、「一人ひとりのテーマ設定が面白いね。ドルトン生はいいよ。」との返事でした。やはり彼らは予想の上を行きます。

英語ティーチングアシスタントのアニシャ先生はネパールのご出身。小学校から英語で学校教育を受け、日本のAPU(立命館アジア太平洋大学)に留学された才女です。これまでもラボラトリーに参加した生徒にレクチャーをしていただきましたが、中2の地理でちょうどアジアを学んでいることもあり、全クラスで講義をお願いしました。

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英語を中心とする講義に、要所要所で社会科の先生が日本語で補足を加えます。

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美しい景色や珍しいお祭りのようすなどの映像あり、どこか日本の懐かしい歌謡曲を思わせるメロディーが流れたりと、興味をかき立てます。

45分間の特別講義でしたが、バラエティに富むネパールの自然、奥深い文化を垣間見ることができました。

インターエデュの特集ページ「注目の私立中高一貫校インタビュー動画」に、ドルトン東京学園の入試情報が加わりました。

2021年度入試の振り返りや、2022年度入試の変更点(いくつか大きな変更があります!)、入試を通してみたい受験生の力など、安居副校長がお答えしています。

入試動画

4分程度のコンパクトにまとまった動画です。ぜひこちらからご覧ください→

梅雨明け直後の炎暑の中、第2回体験授業・学校説明会を実施しました。

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楽しく英語を使って発音や単語を自分のものにする英語初級講座や、奇妙な生き物を発見してワクワクを味わう理科の「チリメンモンスターを探せ!」にお子さまが参加する間、

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保護者のみなさまには講堂で学校説明をお聞きいただきます。もちろんありきたりの説明会にはいたしません。

受付でお出迎えをしていた中3男子たちが、

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今度は壇上で座談会形式の学校紹介です。

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冒頭に「生徒目線の」学校紹介と銘打ったとおり、話す内容も発表用のスライドもすべて彼らの企画・制作です。説明パートが終わると、来場者からのご質問を受け付けます。

「入学前の自分はどういう子どもでしたか?入学後に変わった点はありますか?」「将来の夢やつきたい仕事はありますか?」…次々と寄せられるご質問に、よどみなく自分の言葉で答えます。「学校のルール・校則についてどう感じていますか?」という問いに対して、「例えばスマホの使い方など(きびしい制限や罰がないために)、はじめは緩んでしまうこともあったが、だんだんと自覚して行動できるようになった。ルールは自分たちで作るものだと思います」という答えが返ったときは、さすがドルトン1期生、と大きくうなづいてしまいました。

ご来場いただいたみなさまも、きっとご満足いただけたことと思います。9月以降の説明会でも在校生スタッフが登壇しますので、どうぞお楽しみに!

東南アジアと日本の中高生が課題を共有し、その解決をめざして共同研究を行う国際プロジェクト「TSUNAGU RESEARCH PROJECT 2021」が動きはじめました。今回の研究テーマは、「パームオイルの持続可能な開発」です。食用油や洗剤など、身近な生活に深く関わるパームオイルですが、熱帯林の減少や野生動物の生育環境の破壊、地球温暖化の主因である二酸化炭素の排出、といったさまざまな課題を抱えています。

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今回はメンターとオンラインで相談し、研究の方向性を探りました。使う言葉はもちろん英語。頭脳明晰でありながらこれまで英語を敬遠するきらいのあった中3男子が、この研究参加を通じて英語の必要性を認識したと話していました。「必要」を感じたとき、学びはすでに大きな一歩を踏み出しています。彼のこれからがますます楽しみです。

「ランチ改善プロジェクト」として発足したラボは、カフェテリアを食堂として活用する道を探ったり、在校生の食生活の調査を行ったりと、さまざまな点からドルトン生の「食生活」にアプローチしています。今回は、近隣のコンビニエンスストアにご協力いただき、昼休みに校内でスイーツの試験販売に取り組みました。

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賞味期限の近いものは割安で販売するなど、フードロス解消にもつながります。

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初日に混雑を招いてしまった反省をもとに、売り場を分けたり「お釣り不要」専用のレジを設けたりと、随所に改善が見られるところがいいですね。

タイトルは何やら怪しげな呪文のようですが、7月10日(土)体験授業の講座名なのです。アジャタはAJTA、全日本玉入れ競技。チームで力を合わせて100個の玉を全てカゴに入れる速さを競う、本校スポーツフェスの名物競技でもある戦略と協働する力を要するスポーツです。

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「ストローでヒンメリを作ろう」は数学の講座。ヒンメリ(フィンランドの幾何学文様の装飾)を作りながら、図形が形作るパターンの面白さに触れてもらいます。作ったヒンメリはそのままおみやげに。

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そして毎年大人気の理科講座「チリメンモンスターを探せ!」、略してチリモン。分類に使うシャーレ(丸くて平たいケース)にはレーザー加工機で「Dalton Science」と刻印し、こちらも記念に差し上げました。

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どんどん英語を使って発音と単語を自分のものにする英語初級講座をはじめ、そのほかの体験授業も大盛況。その間保護者のみなさまには、講堂で学校説明をお聞きいただきましたが、開催直前に在校生スタッフから「会場から質問を受けて答えたいです。その方が盛り上がると思います!」との提案が。

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「恐れずに進め」が本校のスクールモットー、もちろん返事はGoです。学校紹介を予定通りに終え(プレゼンの構成もPPTスライドもすべて生徒が考えて作っているので、これだけでもすごいのですが)、ぶっつけ本番で始めたQ&Aのコーナー、いただいたご質問は「自分の思うドルトンのよい点と課題」でしたが、一人ひとりが自分の思いを自分の言葉でしっかりと話してくれました。

週明けからまた東京都に緊急事態宣言が出される見込みですが、現時点では7月18日(日)の体験授業も在校生スタッフによる学校紹介も、安全にはこれまで以上気を配って実施する予定です。どうぞお楽しみに!

 

水曜午後をたっぷり使って、中3生全員に「海外進学特別授業」を実施しました。第1部は、国内の大学進学の概要と海外大学進学についての説明です。
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センター試験から変わったとはいえ、まだまだ知識ベースの「大学入学共通テスト」に対し、「総合型選抜」では中高で取り組んできた学びの経歴や、大学進学後の学びの設計をアピールすることが中心です。主体的な学びに取り組んでいるドルトン生には、やはり後者が合っていそうですね。
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第2部は、NPO法人・留学フェローシップにご協力いただき、海外大学やそこでの学びを紹介する特別授業が展開されました。公共経済学×コンピューターサイエンス、社会学×ジェンダー、心理学、政治学等、身近なテーマから深い学問の世界を垣間見る刺激的な講座です。
ディスカッションで進める形式は、双方向・対話型の授業に慣れているドルトン生にぴったりのようで、次々と手を挙げて発言しています。
偏差値や知名度ではなく、学ぶ内容から大学進学を考える素晴らしいイベントになりました。留学フェローシップのみなさま、ありがとうございました。

以前ご紹介した、中3藤本さんの取り組みの続報です。自分が生まれつき食物アレルギーを持っていることを発端に、同じ境遇にある大勢の人たちが気軽に外食を楽しめるように、また、そういう方々にもぜひ来店してほしいと考えている飲食店に役立つよう、店頭に貼るステッカーや店内に掲示するフラッグをデザインし、それを広める活動です。

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普及活動に必要な資金をまかなうため、朝日新聞社のクラウドファンディングサイトA-Portで支援を呼びかけたところ、当初目標金額の50万円を達成することができました。温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。

この活動にかける藤本さんの思いは、上記A-Portのサイトでお読みいただけます(→)

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