「Good Life on Earth」は、東京大学とトヨタ・モビリティ基金による若者たちのアイデア実現プログラムです。“すべての生命が共存できる地球のために”をテーマに、大学・高校の1,2年生が豊かな発想で描いた研究テーマに取り組みます。

このプロジェクトに、本校の5年(高等部2年)生も第2期生として参加しています。中等部のころから、海中のマイクロプラスチックの問題を自身の探究課題とし、修了研究などで取り上げてきた生徒で、このプログラムでもマイクロプラスチックの成分が魚の腸内環境に与える影響を研究テーマとしています。

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(写真は彼女の中等部修了研究の発表パネル)

プロジェクト参加者たちの活動のようすは、主催者によるプロモーション動画やFacebookで紹介されています。ぜひご覧ください。

Good Life on Earth Facebook→

2期生の活動紹介動画→

12月22日(金)、定期試験のない本校は昨日までが通常授業日、今日は冬休み前最後の登校日です。

午後最初のイベントは、DSC(生徒会)企画委員会による目玉企画、「立場逆転Day」。先生と生徒の役割を逆転させて、生徒が先生に出題し(あらかじめ企画委員がつくった問題集から、教室にいる先生たちが答えられそうな問題を選びます)、多く正解させたチームの勝ち、というルールですが、ちょっと意地悪をして答えられなさそうな問題を混ぜることもできます。

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始まるときはノリノリの先生たち。クリスマスも近いので、校内にはたくさんのサンタさんとトナカイが出没していました。

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問題は「国語」「数学」「社会」「常識」「若者言葉」の各ジャンルから出されます。自分の専門教科を間違えたらどうしよう、と内心ひやひやする先生たち。

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3人一組の先生チームは、相談して答えることができます。プライドをかけて真剣に知恵を絞っていますね。

正解すると「おお」とどよめき、不正解だと大きな拍手。もともと近い生徒と先生の距離がさらに縮まりました。

去る12/3(日)、武蔵野大学で行われた「世界の幸せをカタチにする。」

ピッチコンテストで、ドルトンの中等部1年生、2年生の生徒が発表しました。

インセンティブによって企業のグレーゾーン雇用を

推進する「グレーゾーンの人の雇用サービス」、

一眼カメラとスマートフォンを組み合わせて、

本格的な写真撮影を手軽なものにする「スマホで一眼カメラ」、

そして、ドッグトレーナーを活用することで

間接的に犬の殺処分を減らす「WanSPOT」、

3人の生徒の提案はいずれも自分の経験に照らした独創的な企画でした。

 

武蔵野大学「世界の幸せをカタチにする。」ピッチコンテストで大賞受賞しました!

 

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12月9日(土)、「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」の最終審査会&表彰式がおこなわれました。地域課題の分析を踏まえた、地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストです。

中部地方の中高校生以下代表として出場した、三重県立昴学園高等学校の山中さんの発表は「住みやすい町大台町を空き家で人口増加プロジェクト」。過疎化と空き家の増加という地域の課題に対し、住みやすさと暮らしやすさ、とくに生活費の安さを強みとして都市部から移住者を呼び込む、そのための1年間のお試し移住をプランニングしたものです。

実は山中さん自身がその長期移住の経験者。ドルトン東京学園に入学して4年間を過ごし、高校2年生のこの1年間を、国内留学の制度を活用して昴学園高等学校で寮生活を送っています。

自分の経験をふまえたアイデアと堅実なプランニングが評価されたのでしょうか、複数の協賛企業賞とともに地方創生担当大臣賞を授与されました。

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自見はなこ地方創生担当大臣から、賞状・トロフィー・目録が渡されます。はじめは緊張しきっていた山中さんに、ようやく笑みがこぼれました。

動画サイト「ニコニコ生放送」で中継されたコンテストの再生動画は、こちらでご覧いただけます→

山中さんのプレゼンテーションは0:50ごろから、表彰式での大臣賞受賞のシーンは8:28ごろからです。

明日、中2中1生有志のチームが、第5回マインクラフトカップ地区本選に出場します。

タイトルは「海に浮かぶエコな都市」。自然のエネルギーを利用してインフラを支え、快適な住環境に加えて行政のしくみにも気を配っています。

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長い間ミーティングを重ねて一から作り上げた力作、さすがは協働に長けたドルトン東京学園の生徒たちです。

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作品紹介は主催者公式サイトからご覧いただけます→

本選は名立たる競合校ぞろいとのこと。がんばって!

生徒達の中で自然発生的に起きてきた、ガザ人道危機支援募金活動。

同時に2つのグループが発案し、結果的に一つにまとめて校長室に持ってきました。

日本赤十字社が行う救援・復興支援活動に寄付するそうです。

 

【生徒達の募金活動~Fund rasing for Gaza】

 

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世界に羽ばたく若者を文科省が支援する「トビタテ!留学Japan」第8期生に、本校からは5年(高等部2年)生4名が参加しています。

そのうちの1人が、いまインドネシアのバリ島でインターンシップを体験しているのですが、そのようすをブログで伝えてくれています。

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(ブログトップの写真。海辺の夕日がきれいです。)

以前から環境問題、とくにマイクロプラスティックによる海洋汚染をテーマに探究を続けてきた生徒で、5年生全員がアジア各地に分かれておこなう研修でも、島嶼国家のインドネシアを選択していました。今回は一人で暮らしながら、現地企業のインターンとしてがんばっています。

現地の生活や文化の違いについての考察など、ブログは読み物としてもなかなかの面白さです。

こちらのリンク先から、ぜひお読みください→

 

 

Dalton Fest (ドルトンフェス)と名を変え、さらに生徒主体の企画運営に進化して2回目の学園祭、今年は11月11日(土)12日(日)に開催しました。

直前までのぽかぽか陽気が嘘のような強風や気温の低下に、みんな「寒い!」を連発していましたが、そのような悪天候をものともせずに来場してくださるお客様は、昨年より大幅に増えてありがたい限りです。

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弦楽アンサンブル部の演奏や、

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お子さまに大人気の「ミライの紙芝居ラボ」上演、

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タロット占いは「当たる!」と評判に、

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何かはわからないけど妙に興味をひかれる催しもあり、

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「ぼくたちが田植え~収穫をしたお米です」(里山再生ラボ)、

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ホラーハウスで背筋の凍る思いをした後は、

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ツボのお灸で身も心もリフレッシュ(保護者有志企画「お~い、お灸」。有名メーカーの緑茶飲料をもじったTシャツのデザインが秀逸でした)。

飲食企画でお待たせをしてしまったりと、次回に向けた反省点を噛みしめつつ、今回来てくださった方々に心より御礼申し上げます。

昨年度、高等部1年生(当時)のNTくんが準優勝を果たした東京都高等学校英語スピーチコンテスト、今年も続けて同学年(現・高等部2年生)のHYくんが入賞しました。しかも優勝です。

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DSC広報委員会のメンバーでもある彼は、よく学校説明会にも登場するのですが、あまりに落ち着いて堂々としているために保護者の方々から教員と間違われることもしばしばです。しかしそれは、自然に備わったものではありません。

表には出さないながらも、彼は普段から自分の言葉づかいや立ち居振る舞いに気を配り、英語にも人一倍の熱量で取り組み、スピーチの準備を重ねてきました。その積み重ねが今回の結果として表れたのだと思います。

全国大会でもがんばってください。みんなで応援しています!

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