中学3年生は1月19日(火)のHRの時間に、

森元美代治さんに「ハンセン病を生きて ~尊厳回復の願いと私のたたかい」と題して

講演をしていただきました。

 

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森元さんは、鹿児島県奄美大島の喜界島で生まれ、中学3年の時にハンセン病と診断され、隔離入園しました。

 

親兄弟とも会えず、病気と差別にたたかいながら、10年かかり病気を治し、社会復帰をしました。しかし、就職して3年目に再発し、再入園での薬の副作用で手足と視力に障害が出てしまいました。

 

1996年の「らい予防法」の廃止後、ハンセン病患者の人権回復を訴え、国連本部でスピーチするなど国際的に活動しています。

 

生徒たちには、どんな時にも夢をもつこと、努力すれば必ず叶うこと、最初は自分をいじめた同級生をうらみ、見返すことだけで生きてきたけれど、今はその同級生たちに感謝していることなどお話ししてくださいました。

 

宮崎駿さんとの交流などのお話しも交え、1時間半の講演はあっという間に過ぎました。生徒たちの心に響く貴重なお話しをありがとうございました。

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