富士見の美術では、【デザイン=目的のための計画と行為】と捉えています。
美術の授業では、表現手段として視覚言語【形・色】を用いる場面が多いですが、デザイン上での表現手法は色々な手段があります。
広い視点で【デザイン】というモノコトを捉えることで、美術以外の場面にあるデザインに気付き、【デザイン】として捉えていってほしいと考えています。

今日は、英語科の実習生の授業で小さな【デザイン】が見られました。
「water problems」という内容を扱うのに関連させ、「発展途上国で重労働を強いられる子供たちの心理」の一端を実感するために、「実際に水を運ばされる」という体験がデザインされていました。言葉を扱いながら、その奥にある「心情」や「現実」をより「自分事」として掴むための計画です。
代表生徒は、教室から少し離れた場所からバケツに入った水を運ばされながら、実感を伝えました。教室では様子が中継され、生徒達は追体験をしていました。
運んでいた生徒二人は、少し進んでは辛くて交代を求めていました。思っていた以上に「重労働」だということを実感したようです。

20220913_090621-460x345 20220913_090551-460x345 20220913_090519-460x345 20220913_090433-460x345 20220913_090343-460x345 20220913_090251-460x345

ページ
TOP