保護者の方の協力と野地教授の御厚意で、12月13日(土)に
東京大学の野地研究室への研究室訪問に行きました。
当日は高校2年生が4名、高校1年生が7名参加しました。
はじめに野地先生から先生の研究についての説明があり、その後に
学生による研究室内の紹介と、学生と生徒の懇談会が行われました。
研究室にはとても高価な実験機材や充実した実験道具が置かれて
いました。このような恵まれた環境で研究できる学生の皆さんが
うらやましくもありました。
特に印象的だったのは、野地先生のおっしゃっていた“質問する力”の
大切さです。高校までの学びでは正しいとされることばかりですが、
大学の研究においては絶対的な権威というものはなく、学生達が
研究を通して正しいものを見つけていくことが重要であり、その
前提として「疑問に思うこと」が重要であるとのことでした。
生徒達は内容的に圧倒されていたようですが、これからの世の中を
担う人材として“質問力”ひいては“問題解決力”を高めてもらいたいと
思います。