中学2年生「ねりま探究」は、「住み続けられるまちにするために、私たちができることは何か」という問いのもと、練馬をフィールドに探究活動をしています。

5月25日には、「環境・みどり」をテーマとして、「白子川源流・水辺の会」の方々に、講演をしていただきました。会の発足から現在までの活動の様子、年配の方から小さな子どもまでが川のために一緒に活動する素晴らしさ、あるいはメダカやザリガニなどの川に住む生き物の話など、多岐に渡って紹介してくださいました。さらに話の中には、昔と今の下水道設備の違いなど少し難しい内容もありましたが、生徒たちは皆メモを取りつつ集中して聞いており、説明の合間には多くの生徒が積極的に質問をしていました。

今後も、練馬区協働推進課にご紹介いただいた、練馬の地で様々な活動をなさっている方々をお招きし、色々なテーマで講演していただく予定です。「まち」を様々な切り口から知ることで、今まで知らなかった「まち」の姿がみえてきます。これから、自分なりの探究のタネをみつけていってほしいと思います。

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中学3年生のLHRでは先週に引き続きマナー教室が行われました。

今回は前半の時間に、宿題で出されていた「家族の役に立つためにしたこと」を写真でクラス全体に発表しました。食器洗い、洗濯物たたみ、兄弟に宿題を教える等、いろいろなことが発表されて興味深かかったです。その後感想や家族の反応をプリントに記入し、2・3名で見せてコメントを付箋に書き合いました。

後半の時間はタオルとTシャツの畳み方を講師の先生から教わりました。普通の畳み方以外にも、「ホテルたたみ」「クルクル巻き」「3秒畳み」「ショップ畳み」を教わりました。今日教わった楽しく色々な畳み方をお家でも実践し、今後も家族の役に立ってほしいと思います。

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5月19日(水)の5限に講堂で中学3年生に向けての「SNS講演会」が開かれました。
スクールガーディアンの方をお招きし、実際に起こった事例をスライドを用いて分かりやすく説明していただきました。軽い気持ちで投稿した写真から大変なトラブルや投稿者の将来に影響した事例もあり、楽しいだけのツールではないこともよく分かりました。中学3年生のほとんどの生徒がスマホを持っているとのことで、使い方を見直す良い機会となりました。

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中学2年生はLHRで『HAPPYな大人になるためのレッスン』を受講しました。講師の方をお招きして、大人になるために様々な視点から自分のことを考えました。例えば、『朝は自分で起きれているか』や『お弁当箱は自分で洗っているか』など自分の習慣をチェックしました。親に起こしてもらうなど周りに頼っている自分を自覚した生徒も見られ、改めて自分の自立度を確認できたようです。次回レッスンの日は、『自分でお弁当を作ってくる』という宿題が出ました。みんながどのようなお弁当を持参するか、お弁当作りを通してどのようなことに気づくのか楽しみです。

また、LHRで探究活動の振り返りも行いました。ルーブリックを用いて自己評価を行い、どのようにしていたらもっと学習を深めることができたか、次回に向けて考えました。

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5月1日(土)に富士見で初開催となる「海外大学進学ガイダンス」を実施いたしました。緊急事態宣言中ということで、オンラインでのガイダンスとなりましたが、200名近い保護者と高校の生徒が参加しました。

グローバル化が進み、ビジネスだけではなく教育も国を超えて考えるようになった現代では、日本からも多くの中学生高校生が海外研修や留学に行き、異文化体験をしています。こうした環境で生活する生徒たちが、将来の進路を日本に留まらず世界に視野を広げて考える良い機会になったのではと思います。また、参加された保護者の方々には、進路の選択肢として情報提供の場となりました。

今後も、グローバルセンターは、海外進学、在学中の海外研修や留学を始めとするグローバル教育に関して、このような情報発信の場をつくっていきます。

活動報告・翻訳プロジェクト参加!英語版が完成!
探究活動に意欲的に取り組んだ高校3年生からの活動報告です。

『未来を変える目標 SDGs アイデアブック』英語版が届きました。
私たちは、2年前の高校一年生の時に、Think the Earth 主催の『未来を変える目標 SDGsアイディアブック』英語版翻訳プロジェクトに参加しました。
そして、英語版が本となって、私たちの手元に届きました。
このプロジェクトに参加したきっかけは、高1の探究活動で「SDGs」について知っていく・動いていくヒントとして、この『未来を変える目標 SDGsアイディアブック』(日本語版)をテキストとして使用したことです。
このプロジェクトに参加し、英語を使いながら、SDGsについて考えることができました。
それと同時に、社会にあふれる課題を再認識し、自分達にできることからアクションしていこうと思いました。
私たちがこのプロジェクトに参加した当時は、本として出版されることは決まっていませんでした。
しかし、クラウドファンディングでたくさんの方のご支援をいただいて、 この英語版の制作費が集まり、一冊の本として出来上がりました。
この英語翻訳プロジェクトによって、日本に限らず世界中の人が、この本を通して社会問題について考えを深められるようになります。SDGsの「誰も取り残さない」というスローガンを叶える第一歩に自分たちが関われたような気がして、とても感慨深いです。
2年前にこのプロジェクトに参加し、たくさんの方のお力を借りて1冊の本が出来上がったこと、そしてその中に参加できたことがとても嬉しいです。
今後、届いた本は、エルハブ【Learning Hub(図書館)】に置いてもらう予定です。
多くの富士見生に読んでもらいたいと思っています。
限定販売もされるようです。プロジェクトの進捗報告はこちらから確認ができます。

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高校2年生は5月12日に探究型読書の中の1つのワークとして、「わたしの3冊棚」を行いました。
全く異なる分野の3冊の本を組み合わせます。

本文は読まず表紙や目次から発想を膨らませて、3冊の共通点を見つけることが必要となります。
L-Hubで本を探し、表紙と目次から3冊の関係性を考えた後、キャッチコピーやPOPを作成しました。
なかなか難しいワークでしたが、生徒たちは楽しそうに取り組んでいました。

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中学3年生は外部講師の先生をお招きし、マナー教室を受けました。
富士見では「HAPPYな大人になるためのレッスン」という、中学1年生から連続したプログラムを年に2回程度教えていただいています。
3年目となる今回は「人の役に立つ」大人への第一歩として、まず家族の役に立つことを目指します。
どう行ったら効率的か、みんなが使いやすいかなど「工夫する家事」によって、多くのことに応用できる力が身につくことを学んでいました。
次回、家族のために実際に行ったことを発表しあいます。どんな工夫をし、どんな学びを得られたのかお互い生かしあってほしいと思います。

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中学3年生では、学年全体でレクリエーションを行いました。
前半はスポーツ大会、後半は富士見校内宝探しの二部構成です。

スポーツ大会ではドッジボール、大玉転がし、スウェーデンリレーを実施しました。
久しぶりに行うことができたクラス対抗戦に、生徒たちの盛り上がりも大きなものとなりました。
体育祭実行委員の生徒が協力しあい、スムーズに進行できるよう働きかけをしてくれました。

校内宝探しでは、生徒が一人一台所持しているiPadを活用して謎解きをしました。「謎」を解き進めることで、校内のどこかに隠された「宝」にたどり着けます。
一連の「謎」は、一人の教員がオリジナルで作成したものです。
理事長先生や校長先生も生徒のグループの中に入り、一緒に謎解きを楽しんでくださいました。
富士見の校内各所には、創立者である山崎種二先生が蒐集した美術品が飾られています。そうした絵画や、山崎種二先生ゆかりの品を巡る謎解きに、生徒は知恵を出し合い、懸命に取り組んでいました。

グループ内、クラス内の親睦をぐっと深められた1日になったようです。

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中学2年生では探究活動として「ねりま探究」を行っています。本日はその一環で校外での活動予定でしたが、緊急事態宣言中ということもあり校内にて3クラスずつ半日のワークショップを行いました。練馬区協働推進課の方に来校していただき、講堂にて全体へのお話をしていただいた後、各クラスで場所を分けて1時間ほどのワークショップを行いました。

講堂での全体会では、主に練馬区についてのお話であったり、実際の取り組み事例をご紹介いただき、具体的な住みやすいまちづくりに向けた取り組みを学びました。話の後での質問時間では、積極的に質問があり、課題解決に向けてよく取り組む姿が見られました。
後半のワークショップでは3~4名のグループに分かれ、実際に練馬区に寄せられたご意見を参考に、問題への具体的な解決法を考える活動を行いました。4つのテーマ「子育て・教育」「高齢者」「防災・防犯」「環境・みどり・農」について取り組みましたが、タブレットを使いながらよく考えていました。各班の発表では、担当の方も「勉強になります」とコメントを頂けるものや、実際にある活動に近い解決策も挙げられていたようです。

最後に、「行政がやれること」「地域がやれること」があり、そういった取り組みを知ることで一人一人が動けることがあるという言葉が印象的でした。今後の探究活動に生かせる有意義な時間となりました。

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