1月28日(土)、高校1~3年生13人が参加し、

「環境史から浅草・吉原をみる」をテーマにフィールドワークを行いました。

浅草駅前を出発し、姥ヶ池跡である花川戸公園、待乳山聖天社、今戸神社、

山谷堀公園を経て、吉原遊郭があった地区へ行き、

最後に安政大地震の際に遊女の遺体が投げ込まれ、

投込寺と呼ばれるようになった浄閑寺を見学する行程を約3時間歩き、

最後に上智大学に移動してリフレクションをしました。

 

前回12月のガイダンスで取り上げた2つのテーマ(「浅草観音と姥ヶ池」・

「安政江戸大地震と新吉原」)にまつわる信仰や伝承の場を実際に見学し、

現在でも、乳山聖天社は子宝、今戸神社は縁結びを願う人々の信仰を集めており、

江戸から続く信仰の場であることがわかりました。

また、江戸時代の町割りが現在も残る吉原遊郭があった地区には、

苦界の女性を救済する観音信仰が残り、霊を鎮めるための寺が存在しています。

 

環境史フィールドワーク

 
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