みなさん、こんにちは。本日は、高校の卒業式の様子についてお伝えします。
晴れ晴れとした空のもと、第72回の卒業式が挙行されました。
今年は3年ぶりに保護者も参列した卒業式。
多くの保護者の方々が来場し、たくさんの人に見守られ卒業生が入場いたしました。
また、在校生の吹奏楽部による演奏も3年ぶりに行い、式典が華やかになりました。
式典が始まるり、国歌演奏のあとに校長先生や来賓の方の挨拶があり、その後代表生徒の卒業証書授与がありました。
名前が呼ばれると、卒業生たちは緊張しながらも笑顔で証書を受け取り、その瞬間を大切にしているようでした。
思い返せば、高校1年生の入学式で友だちの顔を初めて見た次の日から臨時休校に。その後、高校を卒業するまでマスクを外す生活が訪れませんでした。
しかし、卒業生の答辞の中にあった
「世間では、私たちのような高校3年生に対し、『高校生活がコロナ禍のまま過ぎて可哀想』という声が聞かれます。しかし、私は、コロナ禍だからこそ、仲間と直接会って交流することがどれだけ幸せなことか、仲間と同じ教室で学べることがどれだけかけがえのないことなのか、身にしみて感じることができたと思います。私たちはこの経験を糧に、今後、いかなる困難にも、前を向いて乗り越え、先へ進んでいくことを誓います。」
という言葉はとても力強く、これから卒業生がたくましく歩んでいく姿を想像させるものでした。
厳粛な雰囲気の卒業式が終了し、教室へ。移動のときはリラックスしていて笑顔でした。
教室に戻り、各クラスで卒業証明書の授与と卒業生1人1人のスピーチなどが行われました。
最後のHRが終わり、本当におしまい。とはいかず、そこから友だちや先生との写真撮影や寄せ書きタイム。
友だちがたくさんできたぶん、別れを惜しむ時間もたくさん必要でした。
今年度の卒業生は、日本大学の付属推薦に関わる基礎学力到達度テストで全国の付属校で理系1位という輝かしい結果を残し、その後の推薦・一般入試でも結果を残してくれました。
これから、卒業生の未来が明るく輝くものであることを教職員一同願っています。