【はつしば学園小学校】

 

 

本校には放課後預かりというのがあります。
放課後に子ども達をお預かりします。

 

宿題をしたり、本を読んだり、友達と遊んだりしながら
おうちの方のお迎えを待っています。
私立学校の子ども達ですので、
家に帰るとなかなか友達と遊ぶ機会が少ないのです。
そんな中で、子ども達にとっては、おうちの方を待つこの時間が、
仲間と遊ぶ貴重な機会になっているようです。

 

宿題が終わって、本を読んでいる子ども、
レゴブロックをしている子ども、
トランプやウノのカードをしている子ども。
よく見かける光景です。

 

その中に、「ごっこ遊び」をしている子ども達がいました。
ラーニングルームで預かりをしています。
図書室とコンピュータ室があります。図書室には、
その時期に相応しい書籍を展示しているコーナーがあります。

 

その机の下に数人の子ども達が潜って「ごっこ遊び」をしていました。
私たちが子どもの頃よくした遊びです、「ままごと」「学校ごっこ」等。
お母さん役、子ども役、先生役・・・、
そして、私も誘ってもらいました、お婆ちゃん役に。
大人や先生のしていることを真似る遊びです。

 

中西進さんのエッセイ集「日本人の忘れ物」に
「ごっこ~子どもよ、もっと仲間と遊べ~」というエッセイがあります。
子どもにとって知らず知らずのうちに
大人たちのやり方(習慣や振る舞い)を身に付ける、
しぜんに年上の者が指導役になる機会が「ごっこ遊び」だというのです。
この「ごっこ遊び」が子ども達の遊びから消えたというのです。
近頃見かけなかった「ままごと」をしている子ども達の姿に出会い、
わくわくしました。
きっと、机の下は子ども達のおうちに最適だったのでしょう。

 

はつしばっ子は、すてきです。

 

 

 

 

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