【初芝立命館高等学校】

 

 

 

本校では「総合的な学習の時間」に、
「地球市民教育」の時間をつくっています。
国内外の諸問題をテーマに、
自ら調べ、考え、話し合い、解決の糸口を導きだし、
「生徒たちの答え（行動）」を発信しています。

 

また、大学や企業、各種団体の教育支援を受け、
実社会に対する関心や理解を深めるだけでなく、
キャリアデザイン力の養成にも役立っています。

 

１０月中旬に普通科高校２年生が
修学旅行でフィンランドを訪れます。
今回は事前学習に特別授業を実施しました。

 

 

関西日本フィンランド協会より事務局長 坂田文保氏をお招きし、
自らのフィンランドとの関わりから、フィンランド人の国民性、
社会・教育制度など多岐にわたり、お話ししていただきました。

 

「日本人は20年後、水を買うことになるでしょう。」

 

これは大阪万国博覧会（１９７０年）での
フィンランド館の展示メッセージです。
エピソードや、言葉ではなく
「想いを伝えることが（フィンランド言語教育の）基本」
という話が印象に残りました。

 

最後に、フィンランド人の
「人として、社会の一人として、
そして世界の一人としての生き方」に触れ、
世界や日本に貢献できるようになって欲しい
というメッセージを残してくださいました。