【初芝立命館高等学校】

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高校2年生普通科 グローバルコース理系クラス
地球市民教育 特別授業の様子です。

 

 

本日のテーマは
「社会の課題・大学での学びを知る 地震波とその予測・課題」

 

 

本校では「総合的な学習の時間」のうち、「地球市民教育」の時間を設定し
国内外の諸問題をテーマに、自ら調べ、考え、話し合い、
解決の糸口を導きだし、「生徒たちの答え(行動)」を発信しています。

 

 

地球市民教育について詳しくはこちら

 

 

2学期より「社会の課題・大学での学びを知る」をテーマに、
2回の特別授業を実施しました。

 

 

「生命倫理 遺伝子診断を受ける?受けない?」
大日本住友製薬株式会社 杉本 尚也 氏

「ゲノム研究の可能性」
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 青木 考 教授

 

 

今回は、関西大学 社会安全学部 准教授 林 能成 先生をお招きし、
「地震波とその予測・課題」をテーマとした特別授業をしていただきました。

 

 

「台風・大雨・地震のどれが怖い?」
「なぜ?」「どうして?」

 

 

どんどん生徒の中に入っていく形で授業を進められ、
「P・S波」「震源・震央・観測点の距離計算(三平方の定理)」など
地震波に関することを、高校教科学習と学術研究のつながりや
ユーモアを交えながら、説明してくださいました。

 

 

 

また、阪神淡路大震災や東日本大震災の映像や分析結果を例に、
地震予測の技術面だけでなく、社会・人間心理面の課題も教えてくださり、
理系・文系・社会系などの学術・学問分野(学部)という垣根なく、
取り組むこと、コンビネーションが重要となるそうです。

 

 

最後に、先生が通勤で利用されるJR、
新幹線の運転士であったエピソードをもとに、
地震を含む災害だけでなく、事故や不祥事などからも
共通して起こりうる緊急事態に対応できるシステムを、
今後考えていかなければならないと感じました。

 

 

 

前回の記事はこちら
【大阪初芝学園】平成28年度 高校入試出願、はじまっています。

 

 

 

 

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