【大阪初芝学園】新年のご挨拶

【大阪初芝学園】

平成25年の輝かしい新春を迎え、皆様のご健勝をお祈りいたしますとともに、
所感の一端を申し述べ、年頭の挨拶とさせていただきます。
昨年のロンドンオリンピックでは、実に多くの種目で日本選手が活躍し、
私たちに元気と感動を与えてくれました。
中でも、サッカーで活躍された扇原選手が、初芝立命館高校の卒業生であることを、
誇らしく思うと同時に、これからも世界に挑戦されることを、大いに期待しています。

今、各校園では、年度当初に設定した目標や課題の総仕上げの時期に入っており、
子どもたちの指導を全力で行っています。
そのような中で、本学園として、大切にしていることについて2点述べます。

１　3学期の学校生活を充実させます。

本学園の教職員は、特に、最上級生について、各校園の目標としている学力や人間力が、
一人ひとりの子どもたちに、しっかりと習得されているのかを点検し、
次のステージで実力が発揮できるように、残り少ない期間ではありますが、
それぞれの進路実現をめざし、全力で指導して参ります。
また、3学期は、各学年の総まとめの時期です。
子どもたちの実力を1ランク上げて、次の学年につなげるように、
全教職員が丁寧に指導し、信頼される学校園づくりをめざします。

２　各校園の特色づくり、魅力づくりに努めます。

私立学校は、切磋琢磨の競争時代に入っており、受験生や保護者の皆様に、
選択して頂ける学校園づくりは喫緊の課題です。
特に、園児・児童・生徒を、どんな目標で、どのように育てるのかについて、
皆様に「見える」ことが求められています。
そのため、本学園では、学校法人立命館との教学提携の中で、
二つの目標を掲げて教育活動を行っています。
それは、世界で活躍できる「創造的な人材」の育成と、学校教育を通して「社会貢献」をすることです。
更に、「2017基本構想」を策定し、「夢、高い志、挑戦、そして、未来創造」を理念と定め、
教育活動を行っています。

「見える」の具体化として、「教育の質」の向上を掲げ、授業改善に取り組んでいます。
研究授業を始め、学園挙げて教職員合同研修会を行い、参加型の授業を取り入れ、
世界を視野に入れた、自ら考え、判断し、行動できる子どもたちの育成をめざしています。

本学園は、今年も新しいことに挑戦し、皆様方のご期待に添えるように、
努力して参りますので、引き続き、教育活動にご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。