【はつしば学園小学校】

 

 

 

虹の階段を下り、横断歩道を渡り、今日も子どもたちが登校してきます。
「私、毎日お友達増えていってるよ」
「今日は、社会の時間に磁石使うから、持ってきました、どっち北かな」等、
口々に話しながら、教室へ向かっていきます。

 

「あっ、いつからこいのぼりあったのかな」
まじまじとこいのぼりを見上げながら、歩いていく子どもたちもいました。

 

さあ、1日の始まりです。
チャイムがなって、休み時間。
たくさんの子どもたちがアスレチック広場で遊んでいます。
高学年は、運動場から一番遠くの教室ですが、
それでも時を惜しんで、ボールを持って急いで遊びに行きます。

 

 
遠くで手招きしている子どもがいました。
誰を呼んでいるのかな?私か。
そばに近づいていくと、
「これくらいのヤモリがいた、この穴に隠れてしまったけど・・・。
どうやったらとれるかな?」と女の子。

 

ちょっとギャッ、ゾクッという感じですが、
一生懸命探そうとしている子どもの様子を見ていると、むげにすることもできず、
いっしょに穴を覗いてみました。

 

「あっ、いる!顔が見えた。」と女の子。

 

一人、二人と友達がやってきました。

 

「これくらいのやもりが穴の中に」
「教室で飼おう」
「何かいれるもの」
「捕まえて、手でもっていこう」
「これで突いたらでてくる」
「あかんあかん」
「さっき、顔が見えたから、みんな離れよ、きっとまたでてくるから」

 

 

と子どもたちの興奮気味の会話。

 

 

やもりを捕獲して、さわってみてって言われたらどうしようかとも思いながら聞いていました。
きっとその雰囲気にのって、触ってしまうと思いました。
残念ながら時間の中では、出てこなかったようです。
登校時に頭をくるくる回しながら今日1日に胸おどらせる子、
時間を惜しんで遊ぶ子、やもり一匹に夢中になれる子。

 

 

 

 

子どもってすてきです。

 

 

 

 

前回の記事はこちら
【初芝富田林】先輩部員による新入生のためのクラブ紹介。

 


 

 

 

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