【はつしば学園小学校】
子どもたちと話している横を
さっと飛び去っていったものがありました。
「今の何?」
「鳩?」
「ちがうちがう、ツバメ。」
「ええっ、あんな低く飛ぶ?」
「ツバメが低く飛ぶと雨が降るんだって」
「本当?」
ある日の子どもたちとの会話。
校舎近くのどこかに巣を作っているのでしょうか、
春先からツバメをよく見かけます。
古くから伝わってきたことですが、実際に雨が降る前に、
水面や地面すれすれに飛び交うツバメの姿が見られるそうです。
低気圧が接近している地域では、空中を飛ぶ羽虫などが
地表や水面近くに集まり、ツバメがそれをねらって、低空飛行するのだそうです。
昔の人が自然と共に生活していた中で見つけたことが、
現在まで言い伝えられてきたんですね。
今、そのことを目の前の子どもたちの口から聞くことができました。
亜熱帯化してきたと言われる日本の季節ですが、
春先に日本にやってきて、また、9月の半ばには温かい国へと渡って行くツバメたち。
子どもたちとともにツバメのことをそれとなく話せたことが何となくうれしいです。
ツバメは、私たちに季節を教えてくれるとても大切な存在だと思います。
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