【初芝立命館中学校】
本校では「総合的な学習」を「地球市民学習」として設定し、
諸問題解決の糸口を考えます。
また、企業や講師の方々と連携したプログラムを導入し、
実社会に対する関心や理解を深めています。
今年度、中学3年生は「持続可能な開発」「平和」「文化」をテーマに、
5月に鹿児島方面(屋久島・指宿・知覧・鹿児島市内)への修学旅行を終えました。
その学びを順序だててまとめ、発信する手段(論理的思考・表現力)として、
「ゲーム・シナリオ」を制作することとなりました。
その取り組みの第1弾として、
株式会社カプコンの教育支援を受け、8月29日に特別授業を実施しました。
今回のテーマは、「ゲーム制作の過程」「企業の中のチームワーク」「ゲームリテラシー」です。
生徒たちにとって身近なゲームを切り口に、
企業の中で役割と責任をもとに、様々な人たちが1つのゲームを作りだしていく様子や、
ゲームのメリット・デメリット、ゲームの可能性についてのお話がありました。
必要な力、「コミュニケーション力」「学校の勉強」「積極性」「継続的努力」「仕事への情熱」。
ゲームのすばらしさ、「インタラクティブ(相互性)」「特別な体験」。
ゲームをする際の約束事、「暴力に慣れない」。など多くのことを学びました。
最後にカプコンの方が、「ゲームしかできない人にはならないでください」と
仰ったことが印象に残りました。
また、今回の特別授業に対して、テレビ大阪「夕刊7チャンネル」より取材があり
17時15分過ぎより、「社会変化に対応できる人間を育てる」という内容で
本校が報道されました。
今後、今回の授業内容を活かしながら、生徒たちはゲームシナリオの制作に取り組んでいきます。
前回の記事はこちら
【はつしば学園小学校】「前に向かって」(校長ブログより)