【大阪初芝学園】
平成26年の輝かしい新春を迎え、
皆様のご健勝をお祈りいたしますとともに、
所感の一端を申し述べ、年頭の挨拶とさせていただきます。
本学園では、平成20年7月に学校法人立命館と教学提携を締結し、
6年が経過しようとしています。
この間、世界で活躍できる「創造的な人材」の育成と学校教育を通して
社会に貢献することを目指して、教育活動を行ってきました。
更に、平成27年4月には、立命館大学が、大阪いばらきキャンパスを開設することになり、
大いに期待をしています。
そして、平成22年12月には、「2017基本構想」を策定し、
学園の理念を「夢と高い志、挑戦、そして、未来創造」と定めました。
更に、平成23年4月から「中期計画第Ⅰ期計画(3年間)」を確定し、
教育の質の向上に努めてきました。
今年度は、「中期計画第Ⅱ期計画」の1年目にあたり、
児童・生徒や保護者の皆様に期待される学校園をめざし、
魅力と特色づくりに努力をして参ります。
そこで、本学園として、課題としていることについて2点述べます。
1 各校園のたての連携や交流に力を入れた一貫教育を充実します。
8校園では、特に、はつしば学園幼稚園とはつしば学園小学校との連携、
はつしば学園小学校と系属3中学校との交流、中高一貫教育、
そして、立命館大学との連携に力を入れて参ります。
このように、学園として一貫した教育を行なうことにより、
園児・児童・生徒が、豊かな学びを体験し、
自分の夢や目標の実現に向けて、より一層挑戦する力が身につくと考えています。
そのため、本学園では、法人本部と各校園が協力し、
カリキュラムや行事を精査し、連携や交流が更に円滑に行われように取り組みます。
また、立命館大学とは、高大連携プログラムを計画的に実施していきます。
2 教育の質の向上に努め、論理的思考力やコミュニケーション能力、
情報活用能力の育成に努めます。
授業を通して、論理的思考力やコミュニケーション能力、
情報活用能力が育成されるように、課題探求や参加型の授業を
計画的に実施していきます。
そのため、本学園では、合同研修会や各校園の授業研究会の一層の充実を図ります。
本年度も改革に努め、皆様方のご期待に添えるように、努力して参りますので、
引き続き、本学園の教育活動にご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。