【初芝立命館中学校】

 

 

 

インターアクトクラブとは、国際ロータリーの支援を受け、
国際交流と社会貢献を目的に活動するクラブです。
初芝立命館中学校インターアクトクラブは、
国際ロータリー2640地区大阪金剛ロータリークラブをスポンサーとしています。
今回は、ロータリークラブの支援によって、
タイ国立ダムロンラートソンクロ高等学校(以下ダムロン高校)の先生(2名)・生徒(5名)をお迎えし、
ホームステイや様々な行事を通じて、国際交流・理解の機会をいただきました。

 

 

ダムロン高校は、タイ王国の北部、チェンライにある国立高等学校です。
地元チェンライ・ロータリークラブ会長である原田義之さんとのご縁で、
12月20日~25日の交流プログラムが実現しました。

 

今回のダムロンからの生徒さんは、
全員日本語学科に所属する日本が大好きな女子生徒5名でした。
「雪をみたい」
という彼女たちの強く要望に応え、本校の部員と一緒に、高野山で一日過ごしました。

 

念願の雪合戦を満喫した後、昼食は「日本のカレー」でした。
タイにもカレーがあるそうですが、日本の方がおいしいということで
こちらも彼女たちのリクエストでした。
気になる夕食は「すきやき」。生卵には一同閉口していました。
タイの方は、味がはっきりしものが好きさそうですが、
和食に非常に興味があるようです。
「素材の味やうまみ」はタイの人にとっても格別のものと感じていただけたようです。

 

本校にて、交流会も行いました。

午前は、講演。
少数民族を中心にタイでは識字率が低く、
就学・就職率低下を引きおこし、違法就労につながり
さらに識字・就学率が低下するという「負の連鎖」がおこっているという内容でした。
日本にいる生徒にとっては、「識字率低下」が
大きな社会問題となっていることに衝撃を受けました。


その問題に立ち向かったのが、講演をしてくださった原田さんです。
NPO法人タイ国学生日本語教育環境支援プロジェクト(JALET)を立ち上げ、
現在、一年の大半はダムロン高校で日本語教師をされています。

 

午後からは、「こままわし・剣玉・おはじき・達磨落し・筝曲・餅つき」
伝統的な日本文化を通じての交流や、部員が取り組んだ
「タイと日本の文化の異なり」をテーマしたプレゼンテーションをみてもらいました。
被服文化ついても、日本の着物とタイ伝統衣装にはデザイン的な異なりはありますが、
現在では「特別な時に着る」という共通点も発見することができました。

 

 

交流プログラムを通じて、知識を吸収することだけでなく
実際に触れ合うことによって、文化の異なりや共有できる部分を体感することができました。
この交流が多文化多様性社会理解のスタートになることを期待しています!

 

 

 

 

 

 

前回の記事はこちら
【はつしば学園小学校】2月8日 公開授業を行います。


 

 

 

 

 

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