【大阪初芝学園】
平成26年の新年度を迎えるにあたって、ご挨拶を申し上げます。
桜が一斉に咲き出し、春の訪れを感じる季節となりました。
東日本大震災から、3年経過をしましたが、
私たちは、今なお、仮設住宅で暮らしておられる方、
避難生活を余儀なくされておられる方を始め、
多くの被災された皆様方が、様々な苦難を乗り越えて、明日を信じて、
一生懸命に生活されていることを忘れることなく、
復旧・復興が一日でも早く進むことを願っています。
さて、今年度、本学園は、学校法人立命館と教学提携を締結し、
7年目に入ります。
私たちは今後も、21世紀を担う世界に通用する創造的人材の育成と
教育を通じた地域貢献を目的として、8校園で教育活動を行なって参ります。
同時に、平成22年に、本学園の理念を「夢と高い志、挑戦、そして未来創造」と定め、
新たな飛躍を図るため「2017基本構想」をたて、その具体化のため、
8校園の全教職員で目標や課題を論議し、中期計画第Ⅰ期計画(平成23年-25年)を作成し、
教育活動を行なってきました。
この3年間では、特に「教育の質」の向上に力を入れました。
今年度は、中期計画第Ⅱ期計画(平成26年-28年)の1年目にあたり、
知識基盤社会化やグローバル化が進展する中で、
問題発見・問題解決型の世界に通用する創造的人材の育成をめざし、
スピード感を持って教育改革を進めます。
① 各校園では、中期計画第Ⅱ期計画1年目を迎え、教職員の議論
を通じて、具体的な目標・課題を設定・共有し、その実現をめざします
→学期ごとに総括し、到達点と課題を明確にします。
② 授業改善に取り組みます。
学園主催の研修会や各校園内の研修活動の充実を図ります
→ 学校評価で検証します。
③ 豊かな学校園づくりを発信します。
学校行事を精査し、達成感と意欲を育てます。
→授業や行事の公開、ホームページの更新に取り組みます。
④ 保護者、地域の皆様とのつながりを大切にします。
各校園は、地元の皆様や保護者会、同窓会を始め、
日頃からご支援とご理解を頂いている全ての皆様方との連携を深め、
地域の学校園として信頼して頂ける様に、教育活動に取り組んで参ります。
本学園は、魅力と特色ある学校園づくりに努めて参りますので、
ご理解・ご支援を、お願い申し上げ、年度当初の挨拶とさせて頂きます。
前回の記事は
【初芝富田林】インターアクトクラブ、台湾海外研修へ。