【はつしば学園小学校】雨上がりの朝（校長ブログより）

【はつしば学園小学校】

７時半から登校が始まる。
子ども達の話し声が校舎に近づいてくる。

「おはようございます」
元気な声が廊下に、教室に響く。
さあ、今日も始まりだ。

子ども達の声に、私達の体の中にも、
さあ今日も一日がんばるぞというやる気が湧いてきます。

雨上がりの朝、南グラウンドへの階段の上には、赤旗が出ています。

ぬかるんだ運動場は、使えません。
登校したら、授業の用意をし、次の日の時間割、連絡を書く、
これが日々の習慣。
その後、運動場かアスレチックに足早に向かう子ども達。

昨夜の雨にアスレチックの遊具もすっかりとは乾いていません。
遊べない状況でもないけれど・・・。

「拭き取ろうか」の声に、子ども達が雑巾を持ち寄った。
みんなで力を合わせて、拭き取った。とても素早い動き。
すべり台も雲梯も登り棒も・・・。
何度か雑巾を絞って拭きあげた。
拭き終わった間無しにチャイムがなってしまった。

でも、どの子の顔にも満足感。
ちょっとしたことかもしれないけれど、
他者の役に立ったという有用感なのでしょうか。
笑顔で教室に引揚げていきました。

低学年の子どもの「ありがとう」の一声が
中学年の子ども達の心に響いたのでしょう。

すがすがしい朝の始まりでした。