近年の海外での日本食ブームや食の多様化、健康食への注目度の高まりの中、
“ヴィーガンvegan”“ヴィーガニズムveganism”という言葉を耳にする機会が増えました。
また、よく似た言葉に“ベジタリアンvegetarian”
または“菜食主義”という言葉もがあります。
ここでは簡単に両者の違いについて説明しましょう。
もともとヨーロッパでは19世紀中頃に“ベジタリアン”という言葉が生まれ、
ここから派生して今から70年前頃に“ヴィーガン”という言葉が誕生したとされています。
“ヴィーガン”とは、「ピュアなベジタリアン」を意味し、
「肉・魚介類に加えて、卵・乳製品・蜂蜜なども一切食べない人」を指しています。
最近の調査では、アメリカの人口の6%(およそ2000万人)が
“ヴィーガン”だと推定されています。
ヨーロッパでは、ドイツに“ヴィーガン”が多く、
特にベルリンでは総人口約300万人のうち
約8万人が“ヴィーガン”だと推定されています(2017年の発表)。