コロナ禍の中とはいえ、
世界ではロシア、ベラルーシなどで武力を背景にした独裁的な圧政に対して、
国民による反発が起きています。
中でも、今、世界が注目しているのは、
2月1日にミャンマー国軍によるクーデターが勃発したことであり、
国内外に大きな衝撃を与えました。
2011年に民主的統治に移行するまで約50年間もの長く続いた
抑圧的な軍事政権の時代へと逆戻りしたのですから、国民の反発は必至です。
連日、国内の主要都市で大規模なデモが起き、
弾圧する軍・警察との衝突で数名の死者が出るなど被害も拡大しています。
そして、2月22日、全土を挙げて数百万人ものの人々が、
一斉にゼネストを起こしました。