「くちへん」に「虚しい」と書いて「嘘(うそ)」と読みます。
嘘とは、「事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。」ですね。
嘘は悪いことには違いがありませんが、これまでの人生の中で、
嘘をついたことがない人は、間違いなくいないでしょう。
子犬を連れて散歩している近所の人と出会った時、
どんな犬であれ、つい「可愛い犬ですね!」と言ってしまう自分がいたりします。
その場合、「我が家の犬の方が断然、可愛い!」という人はいないでしょう。
もしそうだとしたら、ご近所との喧嘩が絶えない状況になってしまいます。
こうした嘘は処世術の一つとして受け入れられています。
しかし、学校や家庭では、「嘘は良くないこと」として強く指導しています。
ここに、大きな疑問と矛盾があります。