「これ、どうしようか?」

「ここは、この画像の方がいいんじゃない。」

1時間目、6年生の情報の時間です。

「情報」という授業は、総合的な学習の時間の1時間として、3年生から6年生まで週1時間ある、主にパソコンを利用した授業です。

 

日出祭が終わり、6年生はオーストラリアの様々な事柄について発表するためにグループごとにパワーポイントを使ってスライドを作成しています。

オーストラリアの「世界遺産」「自然」「日本との関わり方」「食べ物」「文化の違い」など、各班でテーマを設定し、インターネットや図書室の本、自宅にある旅行雑誌などを使い調べました。

 

ところで、「なぜ、オーストラリアなの?」とよく聞かれます。

この発表のテーマをなぜオーストラリアという国に設定したかというと、

6年生の社会科の学習指導要領に国際理解教育の単元があるということもありますが、オーストラリアには日出学園の姉妹校があるからです。

そのオーストラリアの姉妹校とは、毎年インターネットを使った交流を行っています。

今年度も、来年2月に予定していますので、その時にブログでもお伝えしたいと思います。

さて、今日は始めて3時間目。

パワーポイントを使ったスライドの作り方の説明をすると、子ども達は興味深く聞いています。

調べることが一段落し、大まかの流れが決まったところからスライドの作成に取り掛かりました。

 

3分間という制約ある発表時間に、どの内容を盛り込もうかと思案する班、

班長が手際よく班員に作成するスライドを割り振り、スムーズに進んでいる班、

個人で作成するものと違って、グループ内で話し合い役割を決め、協力して作り上げている様子は、とても感心させられます。

受験を目前に控え、落ち着かず心が乱れ、ともすると乱暴な言動が見られる、そんな時期ですが、授業中の落ち着いた子ども達の様子を見ていると、「強い心が育っているなぁ」と立派に感じます。

12月には担任の先生も交えて、クラス内で発表です。

この授業を通して、オーストラリアという国を知り、交流相手が生活している背景も感じながら楽しい会話ができたら、

また、他国を知ることで自国の良さも感じられたらすばらしいと思います。

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