今年もすてきな絵画が廊下に並びました。
10月中旬に行われた全校写生会で描かれた作品が本日一斉に展示されたのです。
昇降口を飾るのは、6年生の作品です。
クレパスを使用して描いたものですが、クレパスは奥が深いです。
入学前の幼児が使用しているイメージがあるため、まだ水彩絵の具や油絵の具の使えない幼児のための描画材だと思われがちですが、クレパスにはさまざまな技法があり、水彩画や油絵などとは異なった味わいがあるそうです。
さて、1・2年生は教室前のコモンスペースに展示されていました。
「友達の顔」です。
写生会当日、3年生以上は神社など学校を出て絵を描きに行きましたが、1・2年生は校内で描きました。
「せっかく天気が良いのだから、1・2年生も外に出かけて描いたらいいのに…。」
と、思っていたのですが、図工の教諭曰く、
「1・2年生には、風景を描くのは難しい。それよりもじっくりと友達の顔を描いた方が、近くで見ることができるし、表情も描ける。興味深い作品に仕上がるところが良い。」
のだそうです。
日出学園小学校の子ども達の絵が、学校外で多く表彰されている理由が、こんなところにもあったのかと、気づかされました。
3年生の絵は2階の廊下に、4・5年生の絵は光の庭を囲む1階の廊下にそれぞれ展示されています。
これらの絵は図工科の教諭、校長、教頭が審査し、12月に金・銀・銅賞が各学年数名に送られます。
明日は授業参観です。
子ども達の力作をゆっくり鑑賞していってもらいたいと思います。