11月某日の放課後、中学生3年生から高校生2年生までの希望者が集まり、コミュニケーション・ディベートを行いました。
毎月2、3回、不定期で行っているコミュニケーション・ディベートは、世の中に存在する(答えのない)テーマに対し、生徒自身(先生も加わります)が考え、それを発表すること、他人の意見を聞き、それを理解し、自分の意見に反映させるなどして自分自身の意識を深めていくことを目的としています。相手を言い負かすことが目的ではありません。
この活動をはじめて、今年で6年目になりました。
今回のテーマは、「幸福とは?」でした。具体的に聞かれるのはこんなことです。
・ あなたは幸せですか? それはなぜですか?
・ 「幸福」とは何ですか? あなたにとって「幸福」とは何ですか?
・ あるアンケートで、現代の中高生は、「幸福」であると答える人が90%を超えており、ここ10年間「幸福」であると答える人が上昇し続けています。なぜいまの中高生は「幸福」なのだと思いますか? 本当に「幸福」なのでしょうか?
こうした質問に答えているうちに、生徒から自発的に「みんなはどういうときに幸せを感じるのか?」「幸せと感じるためには何が必要? お金? 健康? 人間関係? やりがい?」といった質問が出てきました。
わたしたち教員でも頭を悩ませるテーマでしたが、年齢や世代の異なりで幸福についての考えがちょっと違ったり、大人だからこそ、生徒だからこその視点もあったりで、生徒にとっても教員にとっても非常に活発なディベートになりました。
ちなみに、わたしは美味しいものを食べているときが一番幸せです(笑)
皆さんは、いま「幸福」ですか?
広報部員Y