日出学園小学校では

3年生から専任教師による

書写の時間があります。

週1時間の授業ですが

正座をして筆を持つ。

この4年間の繰り返しの中で、

文字を書くことだけでなく、

物に取り組む姿勢や、道具の使い方が身に付いていくのです。

 

硬筆と毛筆。

どちらも授業で扱いますが、

今日は毛筆の授業です。

 

鉛筆やペンを使う生活が普通の世の中で

わずかな時間ではありますが

墨のにおいに浸り

心穏やかに過ごす体験は

貴重なものです。

 

墨で書かれた字には

気持ちが現れており

偽らざる自分の姿を見ることができます。

 

難しいことはさておいといて

気持ちのよい字が書けるとうれしくなります。

限られたスペースの中で

自分の世界を広げていってほしいです。

 

12月になり

書初めの練習が始まりました。

教室内の机を取り除き

長く大きな下敷きの上に乗り

大きな筆で一気に書き上げます。

お正月が近づいたなあと思います。

1月には書初め展。

子どもたちの作品がなれべられます。

ぜひご覧ください。

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