「今日は、ネチケットかるたをします。」

「情報」の先生の聞きなれない言葉に子ども達は、「?」の表情をしました。

「エチケットは知ってるよね。周りの人への気遣いのこと。インターネットのエチケットなのでネチケット。」

子ども達の表情は「!」に変わりました。

(エチケットは礼儀作法という意味がありますが、子どもに分かりやすくこのように表現しているようです。)

 

「情報」では、3年生からインターネットを使った学習が始まります。

インターネットの利用時に、相手に迷惑をかけてしまわないように、また、自分の身を守るためにも、インターネットのマナーやエチケットもあわせて学習しています。

そして、高学年になるにつれ、学校だけでなく家庭でも自ら調べ学習を行うことが多くなるでしょう。

インターネットのエチケットは、そのためにも4年生のうちに、身につけてもらいたいのです。

 

まず、このかるたがどういうものなのかの説明がありました。

このかるたは、世田谷区で始められた「ネチケットかるた」を参考にし、日出学園小学校の児童用にアレンジしたものです。

普通のかるたと違って、取り札に絵がありません。

百人一首のように上の句、下の句でできており、取り札は下の句が書かれています。

短歌を覚えることで、上の句が読まれた段階で取ることができるようになります。

早く取るには覚えればよい。楽しみながらネチケットが覚えられる。

これがねらいです。

 

次に、偶然にも今日が誕生日という子が、今日のカードを選びました。

1つ前の写真が今日のカードで選ばれたものです。

引かれたカードがどういう意味なのかを勉強して、覚えたら、さあ、かるた取りが始まりました。

 

 

先ほど勉強したカードは、さすがに取るのが早かったです。

2回戦目は、それぞれのグループの同じ順位の子同士が対戦するようにグループわけをしました。

上の句を読み始めてからすぐに取る子も増えました。

 

来週は、2回戦目の成績でグループ分けがあり、ますます盛り上がることでしょう。

インターネットを使う以上、ネチケットを覚えるのに子どもも大人もありません。

早いうちから身につけて安全に使ってもらいたいと思います。

ページ
TOP