3年生コモンスペースに昔の道具がずらりと並びました。
今日は佐原市にある千葉県立中央博物館の分館から学芸員の方が見えて、昔の道具についてお話をうかがいました。
3~4日前から並べられた道具には、
「この道具は何でしょう?」
というクイズの札が付いていて、裏には答えが書いてあります。
答えは書いてあるけれども、どんな時に、どのように使うのか、子ども達は「何だろう?」ととても気になっていた様子です。
それが今日、明かされるわけです。
その道具がどんな時に、そしてどのように使うのか。
質問形式で授業が進められました。
学芸員の方の話を聞き、子ども達は道具から当時のくらしを想像していきます。
はじめは、昔の人のくらしなんて、不自由で不便だったのだろうと、マイナス面ばかりをイメージしていました。
しかし、その生活はおのずと資源を大切にしていることに気づきます。
容器は洗って何度も利用したり、壊れたら直して使ったり、とてもエコな使い方をしていました。
また、身の回りのものの特性をいかした道具、たとえば、木なら木の特性、鉄なら鉄の特性をいかしたものを作って、使っていたようです。
今の世の中は物があふれ、便利になっていますが、今のくらしにはない良さも再発見できた授業でした。