6年生の教室から
「仰げば尊し」の歌声が聞こえてきました。
卒業式が近づいてきました。
3月15日。卒業の日です。
かれこれ30年ほど前
血気盛んなまだ教師になりたてのころ
いろいろなことに悩み、不安だったころ。
私の両親が
「お前の学校では卒業式に「仰げば尊し」を歌うのか?」
と聞かれました。
「なんで」
と聞き返すと
「いい学校だな。」
との返事。
当時、「仰げば尊し」が歌われなくなっていたので
それを確かめたのだと思います。
「歌の意味 わかるか?」
「あたりまえだよ。」
わが師の恩と、歌ってもらえる教師になれ。
ということだったのでしょう。
毎年3月15日にこの歌を聞きます。
それは1年を振り返って
本当に自分はこの1年
一生懸命子ども達に向き合えて来たのかを問われる歌声なのです。
教師を続けている間は
この気持ちを忘れずにいたいと思います。
春の日差しが戻ってきました。
卒業式も晴れの予報です。
卒業式カウントダウン
~あと3日~