1学期も残り1週間になりました。

日出学園小学校でも

学期のまとめが各学年進んでいます。

子どもたちも夏休みが近づき

そわそわしていますが

気持ちをひきしめ

残りの時間をすごさせたいと考えています。

 

今日は夏休みを前に

水の事故に対する備えとしての取り組みを

ご紹介します。

対象は5年生。

毎年日赤(日本赤十字社)から指導者を招いて

講習を行っています。

本学園には日赤の水上安全法救助員の講習を受けた教員が2名

日赤の指導資格を持つ事務職員が1名おります。

毎年水の事故ははあとをたちません。

ニュースなどでも繰り返し繰り返し報道されているにもかかわらず

毎年おこります。

 

大切なことは繰り返される過ちを自らが

気をつけることです。

自分の命を自分で守る注意。

それでももし万が一の場面に直面したらどうしたらよいのか。

ならば何ができるか。それを学ぶことは大切です。

実際、服を着たままではうまく体を動かすことはできません。

おぼれている人ほど自由ではないことがわかります。

そして周りにいるた時にできる最善の方法を教わりました。

 

足がつく所で岸までたどり着きたいときには

「ボブリング」といって、頭まで水に入り、ジャンプをして息継ぎをします。

足のつかない所では、イカ泳ぎのように

手と足を一緒に広げて、閉じてを繰り返します。

もし、溺れている人を発見した時には、まずは大人を呼び助けを求める

身近にあるものでも助けになることもあるので周囲をよく見渡すこと。

学んだからすぐにできるわけでもありませんが

知らないよりもわかった上で

これから生活していくことが自らの命を守る

第一歩にもなることが学べたと思います。

この取り組みの意義は達成できるのではないかと思います。

 

大切な命について

私たちは真剣に伝えなくてはいけません。

自然の中ではより厳しく

そのことが伝わるのではないかと思います。

子どもたちも最初は

楽しそうにわいわい参加していましたが

実際思うに任せない体の動きを体験し

危険と命の重さを知ることができたのではないかと思います。

 

放課後の時間は

教師のAED講習会が行われました。

2年に1度の講習です。

使うことなどないほうがよいのですが

万一の場合に備え

行っています。

 

 

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