赤や黄色の衣装を見にまとった街路樹の木々たちが少しずつ冬支度を始めました。
正門と北門を結ぶプロムナードにも、ケヤキの木の葉が舞い落ちてきています。
気づけばもう師走。
さて、日出学園小学校には、情報という授業があります。
3年生から6年生まで週一時間、主にパソコンを利用した授業を行っております。
パソコンのスキルアップだけでなく、インターネットを使用する際の注意点、人と人とのコミュニケーションなどにも重きをおいて指導しています。
ところで、ケータイやスマホを利用すると学力は落ちるのでしょうか?
先日、情報からのお便りが出ました。
「携帯電話・インターネット 安全指導便り」です。
そこには、「ケータイやスマホ利用で学力が落ちる?」と書いてあります。
全国学力調査と一緒に行われている学習状況調査の中で、
「普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをしますか(携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除く)」
という質問があったそうです。
かいつまんでお話しますと、
携帯電話やスマートフォンの利用時間が短い児童ほど、どの教科の正答率も高くなったとういう結果でした。
携帯電話やスマートフォンの利用自体が学力を低下させるのではなく、テレビでもゲームでもそうですが、長時間利用しないということですね。
日出学園小学校の6年生は、携帯電話やスマートフォンを90%近くの児童が所持しているようですが、その中の75%の児童が30分以内の利用時間です。
このことから、家庭でのルールがしっかりとできており、児童もきちんとそのルールを守っていることが伺えます。
もう一つ、歯磨き粉のお話がありました。
情報で歯磨き粉とは、なんだろうと思いますが、歯ブラシのブラシ部分に対する歯磨き粉の量に関して書かれておりました。
歯磨きをするとき、歯磨き粉は少しですむことに気が付いたという話です。
情報担当者自身が子どもの頃から、歯磨き粉をブラシ部分いっぱいに付けていたのは、かつてのCMの影響ではないかと言います。
毎日の様に流れるそのCMが正しいものだと思い込んでしまっていたということです。
その情報が正しいものかどうか、きちんと見極めることが、今の情報化社会に生きる私達には必要なのでしょうね。