小学校1階、職員室の向かい奥には
家庭科室があります。
今日の2時間目には
5年生が家庭科の実習をしていました。
「ナップザックもしくはトートバック作り」です。
裁縫バックをあけ針と糸で上手?に縫っています。
ミシンを使っている児童もいます。
普段使い慣れないものですから
なんとなく危なっかしい様子。
先生も怪我をしないように必死です。
器用に作業を進めている子もいます。
家でもお裁縫をしているのかな?
もともと手先が器用なのかな?
中には説明書もろくに読まないで
自分なりの作品を作る子もいます。
先生の指導も大変です。
作業進度に大きな違いがあるため
個別の指導が必要です。
果たして今学期中に作品が仕上がるのでしょうか?
一生懸命に作った手作りの作品を
愛情を持って使っていってほしいです。
うまくいかなかった部分は
手をかけただけ
愛着も沸きます。
今の時代
出来上がったものばかりで物に対しての愛着がなくなっています。
ある国の人が
「もったいない」と言いたくなる気持ちがよくわかります。
新しいものを欲し
古いものを捨てていくことも時には必要かもしれません。
でももう少し大切に使うことがあってもいいのではないでしょうか。
上手に使えると言うことは
いろいろな理解を伴います。
使うことは人を育てることにもつながります。
今年新たに
紙すきが無形文化遺産になりました。
ものづくり日本。
物を作り同時に自らも高められる日本人は
すばらしい民族だと思います。