「願いましては~」
珠算を行うときに最初に言う言葉です。
私も小学生の時に、一生懸命練習しました。
ところで今のそろばんって、一玉が4個ありますよね。
昔のそろばんはどうだったのでしょうか?
「今のそろばんと昔のそろばんの違いって何かな?」
そんな問いかけをするのは、千葉県立中央博物館の学芸員の方です。
日出学園小学校に来て、昔の道具を使った授業を3年生にしてくださいました。
「玉が5個ある!」 「木で出来ている」
「位が書いてある」 「古い(笑)」
子どもの観察力は見事なもので、一緒に聞いている私も驚かされました。
他にも様々な道具の使い方を教えてくださいました。
子どもたちには、なじみの薄いものばかりということで、一生懸命メモを取っています。
この体験を通じて、過去の生活における人々の知恵や工夫に気が付くと共に、
現代の自分たちの生活は、祖先の努力の上に成り立つものであるということを学べたことと思います。