02 (1) 9月13日(火)に、中学1年生が「サイエンスプロジェクト」・「北海道プロジェクト」の一環として三笠市立博物館を訪問しました。三笠市立博物館・野外博物館の見学、アンモナイトのレプリカづくりを体験しました。
三笠市立博物館では、約600点以上もの北海道産の「アンモナイト」の化石や、国の天然記念物に指定された「エゾミカサリュウ」の化石、等身大の恐竜の模型等が展示されており、アンモナイトや恐竜のわかりやすい解説が見られる大型モニターを活用しながら1億年前の世界を体験することができました。
野外博物館では、ガイドさんの懇切丁寧な解説を聞き、1時間以上かけて全長1.2 kmのサイクリングロードを散策しながら、動植物や地層の観察をすることができました。そこでは、垂直に隆起した泥岩、砂岩、礫岩(れきがん)からなる約1億年前の白亜紀層と、石炭層を含む約5000万年前の古第三紀層を観察できるだけではなく、明治時代以降に三笠市でさかんであった石炭産業にたずさわる人々のくらしや三笠での炭鉱の歴史も知ることができました。
アンモナイトのレプリカづくりでは、5種類のアンモナイトの化石から取った型枠の中から自分の好きな型枠を選び、その中に石膏を流し込んで制作しました。生徒たちは自分だけのレプリカを制作しようと、集中した表情で作業に取り組んでいました。完成したレプリカは記念として持ち帰ることができました。
今回の三笠ジオパーク研修で、実際に見るという直接的な体験ができたことにより、中学1年生で学習する地学の地層分野を深く理解することにつながりました。三笠市立博物館の学芸員さん・ガイドさんには大変お世話になり、ありがとうございました。

02 9月10日に行われた関東ラグビー対抗戦・慶応義塾大学VS日本体育大学の試合に、全校生徒で観戦に行ってきました。
北嶺の校技でもあるラグビーですが、大学トップレベルの試合ともなるとその迫力は段違いのレベルで、生徒たちも選手たちのプレーに熱い声援を送りながら楽しんでいました。
また、慶応大からは小城大和君(30期卒業生)がスクラムハーフ(9番)として先発出場しました。文武両道を貫いている先輩の姿にあこがれを抱いた生徒も多くいたと思います。
小城君の今後の活躍から目が離せないのはもちろんのこと、中学1年生から高校2年生にとっては10月に行われる本校のラグビー大会に向けて弾みがつく良い機会となりました。

01 9月9日(金)に体育祭を開催しました。今年は天候に恵まれ、2年振りに高校生は野幌会場(江別市・野幌総合運動公園)、中学生は本校会場で開催することができました。高校3年生にとっては最後の体育祭となり、各競技で白熱した試合を行ってくれました。中高ともに生徒たちはのびのびと競技に取り組み、おおいに盛り上がりを見せ、素晴らしい体育祭となりました。また3年振りに保護者の皆様に公開することができ、多くの保護者の方にお越しいただきました。1学期から準備にあたってくれた生徒会執行部および手伝ってくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。

11 8月25日から27日の2泊3日で、今年度も中学1年生が知床へ研修旅行に行ってきました。
3日目は小雨が降ってしまいましたが、1・2日目は暑すぎず、晴れた中での研修を行うことができました。初日は、まず広大な釧路湿原での研修を行い、硫黄山では強烈なにおいに驚きながらも自然の神秘を感じ、2日目の野付半島ではオホーツク海のきれいな景色を見ながら、海のにおいを直接感じることができました。知床では雄大な自然に感動した様子の生徒が多くいました。シカ笛を吹いてエゾシカをおびき寄せ、目の前で姿を見ることができたり、断崖絶壁からわき落ちる荘厳なフレペの滝を目の当たりにし、多くの生徒が写真を撮影していました。最終日には、知床半島観光船からの絶景を楽しみ、カムイワッカの滝を間近から見ることもできました。知床遊覧船での痛ましい事故で亡くなった犠牲者の方に向けて黙祷を捧げ、海に向けて献花を行いました。最後に網走監獄では凶悪犯が収監されたその過酷な環境を体感しました。
感染予防対策を行いながらの3日間でしたが、発熱等による体調不良者は一人も出ることなく、無事に研修を行うことができました。生徒は入学してから初めての宿泊行事ということもあり、とても満足した2泊3日を過ごしていました。今後、中学1年生で三笠ジオパークや北海道開拓の村、中学2,3年生でウポポイ・昭和新山,富良野・美瑛等に行きますので、さらなる北海道の自然や歴史を体感してほしいと願います。

01 北海道の雄大な自然美や文化を直接見聞きして深く味わうことを通し、視野を広げて高い洞察力や創造力を養成すること、学校だけでは学べない深い感動を味わい、豊かな心を育むことなどを目的とする「HOKKAIDOプロジェクト」の一環として、中学3年生が富良野・美瑛方面へ体験学習に行ってきました。見学地は、ファーム富田、北西の丘展望公園でした。当日は大雨が予想されておりましたが、富良野に着くと我々を待っていてくれたかのような晴れた空が広がっていました。ちょっと暑いくらいの気持ちよい初夏の中、ラベンダー畑の中を散策することができました。昼食は北海道らしくジンギスカンを食べて楽しく食事をすることができました。途中、美瑛の丘がとても美しく見える新栄の丘展望公園でクラス写真を撮影し、北海道のいちばんよい季節を体験することができました。これらの経験をもとに、今後も様々な体験を通して、大きく成長してほしいと思います。

705月23日(土)と24日(日)の2日間、第37回北嶺祭が行われました。コロナ禍ということで、残念ながらすべてが例年通りということにはなりませんでしたが、換気・感染症対策を徹底した体育館での企画のほか、多くの校舎内企画を実施することができました。 中学生は「国」をテーマにクラスごとの展示を行いました。教室内の装飾のほか壁新聞やステンドグラス、アトラクションなど工夫を凝らしての発表でした。1年生ははじめての北嶺祭ということで、準備期間から一生懸命協力し、レベルの高い展示内容となりました。
高校生は3年ぶりの生徒バザーの実施となりました。かき氷やオリジナルドリンク、パフェなどの食事を、衛生・感染症対策を徹底したうえで提供することができました。父母会の皆様にもご協力をいただき、名物の「北嶺丼」のほか、海の幸をふんだんに使用した「青雲カレー」などもご提供いただきました。
また、3年ぶりの一般公開ということで、多くの保護者の皆様のほか一般のお客様も多数来校してくださり、大いに盛り上がった北嶺祭となりました。
今年の北嶺祭は生徒会執行部を中心に33期5年生が実行委員として企画・運営を行いました。多くの制限の中ではありましたが、可能な範囲で精いっぱい盛り上げようと頑張ってくれました。この伝統が後輩に引き継がれていくことを願っています。
来年の北嶺祭がどのような実施方法になるのかは現在のところは未定です。しかしどのような形でも、来年は34期生が中心となって今年に負けない、大いに楽しめる北嶺祭を企画・運営してくれると期待しています。

04 7月16日(土)、高校2年生バギー乗車練習会を行いました。教育施設として登録されている北嶺裏の私有林の林道を整備し、北嶺周辺の豊かな自然環境を有効活用するための取り組みとして、北嶺にはバギー車が5台用意されています。校舎裏庭の駐車場で練習会を行い、十分な技術を身につけた生徒には免許が交付され、その後晴れて林道での乗車が許可されます。今回は初回の練習会で、参加した生徒たちは初めは恐る恐るハンドルを握っていましたが、すぐに慣れとても楽しそうにバギー運転をしていました。2学期には2回目、3回目と練習会を行い、林道での乗車へとつなげていく予定です。
四季豊かな自然に囲まれた北嶺の環境を最大限に利用しながら、生徒たちが様々な体験を通して多くの視点から物事を見つめることができるような本物の体験の場を、北嶺では今後も積極的に提供していきます。

05 本校伝統の校技大会である第37回高校3年生柔道大会が7月15日(金)に本校柔道場で開催されました。柔道部主将、榊原誠君の選手宣誓の後、試合前後の手指消毒や畳の消毒などの感染症対策をした上で、個人戦4階級(軽量級、軽中量級、中量級、重量級)の試合が行われました。今年度もコロナ禍での大会であることを考慮し、トーナメント方式による勝ち上がりではなく、1人1試合という形で6年間を締めくくる大会として行われました。各生徒が6年間の柔道への取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。全ての生徒が自分の力を出しきり、北嶺での柔道を終えることができました。
6年間の北嶺柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を残り少ない学校生活やこれからの人生の中に生かして活躍してくれることを期待しています。

01 (1) 7月11日(月)、北嶺8期の卒業生で、現在日本政府国連代表部一等書記官としてご活躍の山口知也さんの講演会を全校生徒が参加して実施しました。「ウクライナ情勢:国連の役割と限界」と題し、国際秩序の根幹を揺るがすロシアによるウクライナ侵攻を前に、「国連は役に立っていない」という批判があるがそれは正しいのか、そもそも国連の役割とは何か、国連ができることは何なのか、日本には何ができるのか、などについて、ニューヨークの山口さんからオンラインでご講演いただきました。山口さんからは、国際社会への理解について、「国際社会には驚くほど多様な立場・考え方がある。異なる国・人々の多様な考え・背景事情に関心を持ち、想いを馳せる気持ちを持ってほしい」というメッセージをいただきました。
また、山口さんが中心となってスタートする、「北嶺国連コース」についての説明があり、今回の講演会を皮切りに、オンラインでの「国連ワークショップ」、「模擬国連」への参加、実際に国連を訪問し研修、NY市内視察を通した多様性を学ぶプログラムについて語られ、多くの生徒が興味を持ちたくさんの質問が出されました。
激動の国際社会の中、今後生徒が活躍する様々な分野において「国際感覚を持つ人材」「多様性を理解し経験した人材」の重要性が増しています。北嶺はその基礎を学ぶ場として、多くの生徒が将来世界のリーダーとして活躍できるような環境を今後も用意していきます。

01 7月6日(水)に、札幌文化芸術劇場 hitaruで開催された、「人間国宝・歌舞伎俳優 坂東玉三郎 〜お話と素踊り〜」に、1年生から5年生の希望した生徒44名が参加しました。
今回の演目は歌舞伎ではなく「お話と素踊り」という内容で、坂東玉三郎さんのお話から始まり、富山清琴さんらの三味線に合わせて韻を踏んだ滑稽な歌が特徴の「勤行寺」、最後に三味線と胡弓に合わせた坂東玉三郎さんの素踊り「雪」というプログラムでした。特に最後の素踊りは、衣装は白い着物で、化粧は無しと、見る側の想像力をかき立てられる演目で生徒たちは印象深かったようです。
開演から終演まであっという間の90分で、とても有意義な時間となりました。生徒たちには、学習面はもちろん、芸術の分野に対しても造詣を深めることができるよう育ってほしいと願っています。

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