避難訓練9月2日(水)4時間目に避難訓練が実施されました。駐車場への避難となりましたが、階段や廊下で混乱することなく全校生徒がすみやかに静かに落ち着いて行動し、昨年のよりもさらに短い時間で避難することができました。避難後、お忙しいなかお越しいただいた清田消防署の方からも、昨年と比べて成長と改善が大きく見られた点にお褒めの言葉を頂きました。
今回は1階理科準備室からの「火災」を想定した避難訓練でしたが、北海道胆振東部地震から2年が経過し、記憶と緊張感が薄れてきている今、「火災」だけでなく「地震」についても避難や防災について改めて考え、訓練しておく必要があります。自分の身を守ること、他者を守ること、それにつながる知識や経験を、一つでも多く身につける良い機会になってくれていればと思います。

オープンスクール2020年8月29日(土)、北嶺中学校「オープンスクール」を開催しました。安全・感染予防対策のため、午前・午後の部に分けての完全予約制での実施とし、例年とは違った形式でのオープンスクールとなりましたが、北嶺の教育活動を知っていただくため、「学校説明会」「体験授業」「青雲寮見学」「青雲寮動画案内」「個別相談会」の5つのプログラムを用意させていただきました。
このような社会状況の中でも、午前・午後とも約100組、合計200組のご家族の皆様にご参加いただきました。来場者の皆様には、検温・手指消毒・ソーシャルディスタンスの確保など、運営にあたって多大なご協力をいただき、安全面に十分配慮したオープンスクールを開催することができました。ご理解・ご協力いただきましたことに感謝申し上げます。
10月17日(土)開催予定のオープンスクールにつきましては、9月中旬に学校HPにて、開催の有無、プログラム内容などの詳細をお知らせさせていただきます。

038月26日(水)、北嶺中・高等学校の令和2年度2学期始業式が行われました。
8月14日からの短い夏休みを経て、本日無事2学期を迎えることができました。1学期終業式同様に、今回も全校生徒は教室で谷地田校長の話を放送で聞くという形で実施されました。
谷地田校長からは、短い夏休みではあったが全員コロナに感染することなく2学期を迎えることができたこと、そしてそれは全員が休み中の行動を自制して過ごしてくれた結果であること、今後も長い2学期となるが気を緩めることなく過ごしてほしいこと等が話されました。
最後に高校3年生に向けては、コロナ対応等で困難な時期ではあるが、先輩たちも乗り越えてきた受験にしっかりと立ち向かって行ってほしいという激励がありました。
全ての北嶺生とそのご家族の皆様、そして教職員の健康を祈りながら2学期がスタートしました。

04 6月1日(月)いよいよ待ちに待った令和2年度1学期始業式が校内一斉放送の形で行われました。
3月、4月、5月と3ヶ月に渡る休校でしたが、4月9日からWeb授業をすぐに開始し、動画、ライブ授業、その他課題の配信、健康チェック、生活状況調査などを行いながら対応してきました。生徒諸君はもちろん、保護者の皆様からも大変好評を博し、生徒達も休校期間も確実に学習に取り組んでくれました。
しかし、なんといっても学校は友人達と一緒に学ぶ場です。まだかまだかと3ヶ月、ようやく待ちに待った始業式でした。
いつもとは違って私服での登校となり、何か違った学校のような気もするそんな始業式になりましたが、谷地田校長からは、当たり前にみんなと話をすること、当たり前に授業を受けること、普通の暮らしをすることの尊さとありがたさを常に忘れることなく、コロナに感染しないように充分注意しながら、じっくり、ゆっくり焦らずに学業そして部活動などに取り組み、徐々に体を慣らして行ってもらいたいとの話がありました。
中学生は今週1週間は午前中授業になりますが、高校生は今日から通常授業となります。
感染を防ぐためにスクールバスを増便し、洗濯しやすい私服での登校、登校時の消毒、机や椅子の消毒の徹底とこまめな換気を行い、コロナに感染することがないよう細心の注意を払いながら元通りの生活を目指していきたいと考えています。
始業式の後は実力試験となりました。久々の試験に緊張気味の生徒諸君でしたが、この3カ月間の自粛生活の悔しさをぶつけるように一生懸命試験問題に取り組んでいました。
3~5月の3か月間に渡る休校期間は、様々な面でご理解ご協力をいただきました保護者の皆様、関係者の皆様方に心より厚く御礼申し上げまして始業式のご報告とさせていただきます。

08 5月31日(日)第35期生145名の入学式が、北海道らしい爽やかな初夏のような天気の下、挙行されました。
4月11日(土)にWeb上での仮の入学式は行っておりましたが、ようやく本当の待ちに待った入学式が行われました。1家族2名に限定した保護者の方の参列をいただき、短縮の形ではありましたが35期生の中学生としての北嶺生活がスタートしました。
谷地田校長からは、今回のコロナ禍のような困難や試練に、日本はもちろん世界中が打ち勝っていくための力を各自が北嶺で身に付けられるように、常に高い目標を持って北嶺2000日を歩んでほしいとの激励の言葉がありました。
そして、新入生を代表して守山敏樹君から北嶺生徒憲章が堂々と読み上げられました。
また、青雲寮に入寮する71名の新入寮生に対しても入寮許可宣言が行われ、親元を離れて自分自身の大きな目標を実現するための新生活がスタートしました。
35期生全員が校訓である「目は高く足は大地に、めざすなら高い嶺」を胸に、第35期生として北嶺2000日のスタートを切ることができました。
今後の35期生の活躍を大いに期待しています。

「数学クラブ」は、数学を楽しむクラブと言うことで、通称「数楽クラブ」と表記しています。
1月13日(月)に行われた、第30回日本数学オリンピック予選の結果、北山喜一君(高校2年)が、昨年に引き続き、Aランク賞を得て見事に本選出場を果たしました。
同日に行われた、第18回日本ジュニア数学オリンピック予選の結果、残念ながら予選は通りませんでしたが、北海道地区応募者の約1割の成績上位者として、木村尚暉君(中学3年)と岸田蒼一朗君(中学2年)が表彰されました。
1月11日(土)に全道から173名の中学生・高校生が参加して行われた、第38回北海道高等学校数学コンテストでは、木村尚暉君(中学3年)が3位に入りました。優秀者上位20名のうち中学生は、ただ一人という快挙です。
北嶺生のますますの活躍を期待しているところです。

3月6日(金)に、本校の校舎から寮へつながる渡り廊下に、全身に消毒液を噴霧する機械を設置いたしました。消毒液は通常のアルコール液以上に効果が高いとされているものを使用し、これを用いた噴霧器を学校に設置するのは全国でも初めてということです。
設置日には消毒液と機器の制作業者と消毒液の研究開発に係った大学の教授の方も来校されるとのことで、多くの報道関係者も来校し取材をされていきました(以下のURLを参照願います)。
本校は約300名の寮生を抱え、従来のインフルエンザに対しても、感染予防策を模索してきたところですが、今回はウィルス対策等に関わっていらっしゃる在校生の寮生保護者の方のご尽力もあり、特に寮内の感染予防を主眼に導入をすることができました。
現在、学校は長期の臨時休校のため生徒・寮生はおりませんが、4月に寮生が帰寮次第、使い方の指導をし、運用をしていきたいと考えております。

※以下は時間がたつと削除される可能性がありますので、ご承知おき下さい。
HTBニュース
https://www.htb.co.jp/news/archives_6955.html
UHBニュース
https://www.fnn.jp/posts/2020030600000012UHB

14 3月1日(日)、第29回北嶺高等学校卒業式を盛大に行う予定でありましたが、誠に残念ながら、卒業生と教職員のみでささやかな卒業式を行いました。谷地田校長より、29期生ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。次に6ヵ年皆勤7名、3ヵ年皆勤14名、精勤37名、優等賞41名の表彰が行われ、引き続き高校3年間、課外活動等で優秀な成績を収めた12名の生徒へ、特別賞が授与されました。谷地田校長より「卒業後も北嶺生として自信と誇りを持って力強く歩んでいってほしい」との式辞がありました。北嶺生活6年間の思い出を振り返るスライドが映された後、29期生を代表して西田耕平君が「北嶺で学び経験したことを存分に活かし、努力を重ね、自分なりの方法で活躍し、社会に貢献できるよう、邁進していきたいと思います。」という強い決意と在校生・保護者・先生方への感謝の気持ちを、心を込めて感動的に話してくれました。
北嶺2000日の中で学び経験したことを礎に世界のリーダーとして、北嶺29期生が活躍することを心から期待しています。
最後になりましたが、6年間、北嶺の教育方針にご理解・ご協力をいただきました保護者の皆様に、心より感謝を申し上げます。

01 2月17日(月)1時間目、豊平警察署生活安全課少年係の方に来ていただき、薬物乱用とインターネット・SNS利用時の危険性や注意点についてパワーポイントを使いながら講師の方の実体験も交えて講演していただきました。
薬物乱用については、飲酒・喫煙や危険ドラッグ・脱法ドラッグと呼ばれる薬物について、札幌や北海道内各地域での現状や依存性の恐ろしさについて、お話をしていただきました。
また、インターネットやSNSの利用については、同年代の中高生の中で実際に起こった事例を挙げていただき、軽はずみな考えや行動が犯罪やいじめにつながってしまうというお話をしていただきました。

03 2月15日に(土)の午後から高校1年生と2年生を対象とした、サイエンスプロジェクト講演会を行いました。隕石を用いて太陽系の起源と進化を研究されている北海道大学理学院教授の圦本(ゆりもと)尚義先生から、ご自身の研究内容について分かりやすく、そして一人一人の質問に丁寧にお答えいただきました。6,600万年前に恐竜を滅ぼしたとされる隕石の質問では、どのようにして隕石の落下場所や大きさが明らかになったのか、また隕石に含まれていたイリジウムという元素について、研究の経緯を含めて説明していただきました。隕石の衝突によってイリジウムが大量に堆積した地層は、北海道からも発見されており生徒達は大変驚いていました。また圦本先生が開発した同位体顕微鏡についても、その原理や応用例を見せていただき、実際に「はやぶさ」が持ち帰ったサンプルの分析結果も教えていただきました。さらに研究者として「なぜ」を考える姿勢、そして楽しみながら学ぶことの大切さも教えて頂き、研究者を目指している生徒にとって大変参考になったと思います。圦本先生にはお忙しい中、半年前から日程を調整して今回来校して頂きました。大変感謝申し上げます。次回のサイエンスプロジェクトの講演会は3月9日(月)に在校生全員を対象に「はやぶさ2 地球へ ~リュウグウでの500日を終えて~」という演題で行う予定です。

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