ロースクール10月23日(火)、中学1年生と中学2年生を対象に北嶺ロースクールが行われました。本校OBである種田弁護士(14期、東大法学部卒)のご協力を得て開催されました。今回は中学1年生には「バナナはおやつに入るか・入らないか」ということをテーマに議論を行わせ、法曹の世界でも重要となってくる議論の組み立て方についての講演となりました。どの生徒も身近なテーマをもとに、どのように自分の考えを説得力を持って相手に伝えるか、相手の考えにどう反論すべきかを、一生懸命考えていました。
放課後の座談会は、10月31日(水)の秋休み初日に札幌地方裁判所において行われる裁判所傍聴・模擬裁判体験に参加する中高合わせて13名の生徒を対象に、どのような視点で刑事裁判を傍聴すべきかの心構えなどについてのお話がありました。裁判所の傍聴や実際の法廷を借りての模擬裁判は、初めての試みであり、どの生徒も非常に楽しみにしている様子でした。

体育祭10月12日(金)に体育祭が開催されました。今年は当初の体育祭予定日であった9月6日(木)に北海道胆振東部地震が発生し、延期となりました。それから1週間ほど、学校と寮の教職員が一致団結し、そして在校生や卒業生の保護者の方々からのサポートを受けつつ、なんとか震災を乗り越えて、体育祭の開催までこぎつけることができました。
例年、中学・高校は別会場での開催でしたが、今年は日程の変更から中・高ともに本校会場での開催となり、幸いなことに白旗山競技場のサッカーコートを借りることができ、高校生サッカーは素晴らしい芝の上での開催となりました。当日は、朝の段階でこそ天気がぐずついていたものの、競技が始まってからは晴れ間が広がり、結果的にはスポーツ日和の一日となりました。生徒たちも暗くなっていた気持ちを晴らすかのように生き生きとプレーし、例年以上に盛り上がりを見せた素晴らしい体育祭となりました。延期に伴う運営の調整や、当日の準備にあたった生徒会執行部および手伝ってくれた生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。

ぼら10月9日(火)、10日(水)、17日(水)の3日間にわたり、午前の時間を使って中学1年生が校外ボランティア活動を行ってきました。10月5日(金)に本校で行われた神愛園清田の照井様による事前学習を踏まえ、1クラスを3つのグループに分けて特別養護老人ホーム3施設を訪問しました。本校としては初めての試みでしたが、清掃活動や入所者様との交流、ゲームなど様々な体験を行ってきました。人数の関係で1日1クラスずつの訪問となりましたが、どのクラス・グループも非常に貴重な体験をしてきました。
今後も積極的にこのような活動に取り組み、様々なことに対して視野を広げていって欲しいと考えています。

参観日10月20日(土)、北嶺中・高等学校の参観授業が実施されました。晴天にも恵まれ、たいへん多くの保護者の皆様方に来校していただきました。
1時間目の参観授業に続き、学年あるいは学級懇談が行われ、それぞれで生徒達の近況や学習状況、そして今後の取り組み等についての説明をさせていただきました。特に中学1年生には来年5月の、つくば市にあるJAXA(宇宙航空機構)研修旅行について、中学2年生には同じく来年5月の京都・奈良研修旅行について、高校1年生には来年3月のボストン・ニューヨークへの修学旅行について、それぞれの概要説明をさせていただきました。
寮生保護者の皆様には、引き続き学年別保護者会が行われ、学習面以外にもご子息の寮での生活の様子等もお伝えいたしました。朝早くから、昼過ぎまで続いた各種催しに熱心にご参加いただき、誠にありがとうございました。

いい10月17日(水)に今年度3回目の北嶺メディカルスクール講演会を実施しました。今回は国立病院機構函館病院の加藤元嗣先生にご講演いただきました。加藤先生は国立病院機構函館病院の院長を務められており、「ピロリ菌と消化器疾患との関連」、「消化器内視鏡による診断と治療」の分野の権威の先生です。
今回は高校生にもわかりやすい内容で、がん全般の話、胃がんについてその発症や予防法、ピロリ菌について菌の発見や特徴、感染経路や感染後の様子、ピロリ除菌や若年層からの検査など、大変貴重なお話を聞かせていただきました。世界レベルの研究について直接お聞きする機会を得て、参加した生徒たちは大いに感銘を受けていたようです。また加藤先生からは講演の終わりに、医師を目指す生徒に対してのメッセージも頂きました。先生には大変お忙しい中お越し頂き、心より感謝申し上げます。

社会科見学10月11日(木)、中学2年生が北海道博物館へ社会科見学に行ってきました。まずは、博物館の学芸員の方からの講義を聴きました。北海道120万年物語として、北海道は遠い昔から多くの生き物や人、物が行き交う北東アジアの交差点になっていたこと、そしてアイヌ文化について学びました。その講義をもとに、館内を見学しました。北海道博物館では、第1・2テーマで北海道の通史とアイヌ文化、第3~5テーマで北海道の自然・生活に関する展示がされています。生徒は、パンフレットやワークシートに沿って班ごとで見学したり、おもしろそうな展示については積極的に調べていました。班員同士で意見を出し合ったりしながら熱心に見学する姿が見受けられ、ふだんの授業と違うフィールドワークを満喫しているようでした。今回の社会科見学を次年度の京都・奈良の研修旅行や日々の学習や生活に活かしていってくれると期待しています。

生徒総会10月15日(月) 1時間目、本校体育館で生徒総会が行われ、新執行部案、北嶺祭反省、会計中間報告、そしてボランティア前期活動報告と後期活動案が承認されました。
あわせて、すでに認証されている生徒会三役(生徒会長・生徒会議長・生徒会書記長)以外の生徒会役員の認証式も行われ、谷地田校長から、生徒たちの代表として北嶺の伝統を受け継ぎながらも、さらに発展できるように頑張ってほしいとの話がありました。
新生徒会執行部は、活動の中心となる高校1年生が21名(三役を含む)、さらなる活躍を期する中学3年生が16名、新たに加入した中学2年生が11名の計48名となります。昨年度よりも大所帯の執行部となり、今後の活動がますます活発になることが期待されます。
執行部員の認証式に続き、ラグビー部の表彰が行われました。先日の札幌支部大会で準優勝を果たし、全道大会に駒を進めることになりました。小規模ながら壮行会が実施され、笠原主将(高校2年)から全道大会に向けた抱負のあと、ラグビー部員には全校生徒から盛大な応援の拍手が贈られました。「北嶺には我々がいる」という誇りを胸に、全道大会でも活躍することを願っています。

おーぷん2018年10月13日(土)、今年度2回目の北嶺中・高等学校「オープンスクール」が開催されました。北嶺の教育活動を知っていただくため、「中学生公開授業」「部活動見学」「青雲寮見学」など、さまざまなイベントを実施し、学校活動の様子をご覧いただきました。
昨年度から実施している、受験生の皆様を対象とした「入試アドバイス講座」では、約200名の児童の参加をいただきました。北嶺中学校の過去問を使いながら、解答にあたっての注意点や、問題へのアプローチについて、本校教員からアドバイスさせていただきました。理科では実験を交えながら思考力が問われる問題に挑戦、算数では計算問題を解くにあたっての心構えについての話がありました。参加した児童はメモを取りながら、真剣に先生の話に耳を傾け、北嶺受験に向けた強い意気込みを感じました。
在校生によるさまざまなイベントも実施され、校舎案内・生徒相談コーナー・青雲寮案内などに多くのご参加をいただきました。また、将棋部・数学部・ディベート部による発表もご覧いただきました。
10月のオープンスクールとしては過去最高の200家族、500名を超えるご参加をいただき、多くの皆様に北嶺について知っていただくことができました。お忙しい週末にも関わらず、北海道内・首都圏・東海地方・関西圏をはじめ、全国各地から本校に足をお運びいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。北嶺の教育方針や学校活動を知っていただき、本校を志望校の1つとして考えていただければ幸いです。
今年度の本校でのオープンスクールはこれで終了となりますが、11月以降、大阪・名古屋・東京・横浜にて学校説明会を開催します。お時間が合いましたら、ぜひご参加ください。

らぐびー北嶺の校技大会の一つである「ラグビー大会」が10月1日(月)から10月9日(火)(1日に予定していた4年生の試合は雨天のため9日に延期しました。)までの期間に実施されました。昨年同様、高校2年生は「月寒ラグビー場」での開催となり、芝の上で白熱した試合が繰り広げられました。また、中学1年生から高校1年生は、本校グラウンドで試合を行いました。どの学年にもそれぞれ素晴らしいプレーが見られましたが、特に高校2年生の試合では、『One for all, All for one』の精神をいかんなく発揮し、随所に素晴らしいチームプレーを見ることができました。北嶺生全員で取り組むラグビーで培ったリーダーシップ・チームワークを基に、将来世界のリーダーとして活躍することを期待したいと思います。

るすつ10月8日に(月)に恒例の秋の青雲寮レクリエーションとしてルスツリゾート遊園地に行ってきました。前日、北海道に台風25号が接近し、レクの実施が可能か心配ではありましたが、当日は天候に恵まれ、遊園地で遊ぶのにふさわしい1日になりました。今年度は中学1年生から中学3年生までの89名の参加となりました。
ウルトラツイスターやフリーフォールなどの絶叫系のアトラクションは寮生たちには大人気で乗る前は怖いと言っていた生徒でも乗った後は満足げな表情を浮かべていました。また、サイクルモノレールに乗り、一生懸命こいで1周したり、死霊の館(お化け屋敷)に入って恐怖を味わったり、食堂で軽食を取ってゆっくりと過ごすなど、思い思いに遊園地中のアトラクションをフルに回っていました。帰りのバスは、連休最終日の渋滞に巻き込まれて、予定よりも帰寮が遅くなってしまいましたが、移動中も元気に過ごし、楽しい1日を終えることができました。

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