北嶺祭 7/21(土)~22(日)の2日間、第33回北嶺祭が開催され、無事終了することができました。予報では雨天の心配もありましたが、両日ともにどうにか雨に見舞われずに済み、晴天にも恵まれました。おかげで素晴らしい学校祭となりました。
今年は「有頂天」をキャッチフレーズに、数々の工夫を凝らした企画が実施されました。中学生は、北海道命名150年にちなみ、道内の10管内について一つ選び、それぞれの管内の歴史や名物、名所等をテーマに教室展示を行いました。展示内容、そしてセロファンを利用したステンドグラスと壁新聞、どれも例年以上に力の入った素晴らしいものばかりで、非常に見応えがありました。
両日ともに、高校生食品バザーは大好評で、どのクラスも準備段階から工夫を凝らして試作を入念に行った成果が出ていました。体育館企画では、昨年復活したミスコン(女装コンテスト)の2年連続開催をはじめ、各企画が見事大成功をおさめ、クラブ展示なども例年以上の盛り上がりを見せました。
毎年恒例となっております、在校生の保護者の方々による父母バザーも大盛況でした。ありがとうございました。 生徒会執行部や北嶺祭実行委員は、数か月前から企画準備にあたり、当日も朝から晩まで作業にあたっていました。生徒会を中心に全生徒が一丸となれたこと、そして保護者の方々のご協力をいただけたことが、北嶺祭の大成功につながったと思います。本当にありがとうございました。
なお、北嶺祭の売り上げはユニセフ等の募金活動にあてさせていただいております。

ニュージー 7月23日(月)に、ニュージーランドの兄弟校「KELSTON BOYS HIGH SCHOOL」への語学研修の結団式を実施しました。結団式では、谷地田校長、学年の先生方から激励の言葉をいただきました。多くの先生方に見守られる中、生徒代表として高校1年生の木原くんが、語学研修への意気込みを述べました。結団式後には、今回添乗してくださる近畿日本ツーリストさんの指示のもと、出入国に関するさまざまな書類作成を行いました。
8月4日(土)から10日間にわたって行われる研修には、中学2年生から高校1年生まで合計57名が参加します。兄弟校への研修は今年で3年目となりますが、昨年度参加した生徒達は、語学力はもちろんのこと、グローバルな視点を獲得することができました。今年度参加する57名の生徒にも、兄弟校の授業参加、生徒との交流、ホームステイ家族との交流を通じて、英語コミュニケーション能力の向上や国際性の涵養に努めて欲しいと願っています。

終業式 7月23日(月)、北嶺中・高等学校の1学期終業式が行われました。
初めに各種表彰があり、中体連水泳全道大会出場、模擬試験成績優秀者、柔道昇段者(初段78名、弐段7名)、高校軟式野球部全道大会出場、中高ディベート部全国大会出場に対して、それぞれに谷地田校長から表彰状が渡されました。
続いて、生徒会による全道・全国大会へ出場する選手達への壮行会が行われ、各代表者から決意の言葉が述べられ、さらに高いレベルの戦いに臨む生徒諸君への激励の言葉が送られました。
さらに谷地田校長から、1学期を締めくくる北嶺祭がみんなの力で素晴らしいものになったこと、そしてスポットライトを浴びる華やかな存在の陰には、常に縁の下で支えてくれている多くの人間がおり、そういった総力でいろいろな行事が成功に導かれていくのだということ、こういった行事を通じて生きる力の源が養われるのだということ、高校3年生はいよいよ大学受験に向かう天王山の夏に向かうこと等、1学期の総括と激励の言葉がありました。
全ての北嶺生にとって有意義な夏休みとなることを願って、無事1学期が終了しました。

ラグーン 7月16日(月)海の日に,青雲寮の夏のレクリエーションとして,定山渓ビューホテルに行ってきました。
今年は,中学1年生から3年生までの総勢113名の参加となりました。天気も良く,気温も高く,プールには適切な天候でした。温泉プールレジャー施設である「ラグーン」で流れのあるプールで楽しく泳ぎ,ウォータースライダーを楽しみ,プレミアムダイニングでたいへん美味しいランチバイキングをいただきました。ステーキや天ぷら,デザートなど豊富なメニューで,寮生たちは大変満足していました。そして午後には多くの寮生が温泉に入り,心身ともにリフレッシュする姿が印象的でした。
また,定山渓ビューホテル(カラカミ観光)様は,本校19期卒業生の唐神さんのご実家であり,毎年青雲寮のために,多大なるご協力をいただいております。この場をお借りしまして,改めて厚く御礼申し上げます。
(プール内,温泉内は撮影禁止のため,食事風景を中心に撮影させていただきました。)

トビタテ 高校1年生の竹村修一君が「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】 国際ボランティア分野」の日本代表に選ばれました。竹村君は7月20日から8月12日までタンザニアの孤児院でボランティア活動を行います。
竹村君は留学にあたって
「この度,文部科学省の官民協働海外支援制度 トビタテ!留学JAPANの4期生となりました竹村修一です。僕は今年の夏,アフリカのタンザニアにあるアルーシャという都市に行き,3週間孤児院でボランティアをします。今回のアフリカでの経験を通して,自分の価値観や世界を広げていければいいと思っています。また,先日行われた文部科学省での事前研修では,たくさんの刺激的で貴重な出会いがあり,ますます頑張ろうという気持ちが強くなりました。自分から積極的に未知なところへ飛び込み,必ず意義のある留学にします。応援よろしくお願いします。」
と語ってくれました。この貴重な体験を通して,大きく成長して帰ってきてくれることを期待しています。

0714メディカルスクール佐々尾先生は北嶺8期生の先輩で、自治医科大学をご卒業後、札幌、函館、利尻島など道内各地9年間の研修医時代を経て、現在は道立羽幌病院で副院長として勤務されています。日々訪問診療、巡回診療などの医療活動に加え、総合診療医の育成、地域と病院を結びつけるための取り組みなど、多岐にわたる分野でご活躍されています。羽幌病院は、「へき地医療」「家庭医療」「プライマリケア」「総合診療」などのキーワードで定義づけされる医療が展開されており、その中で特に「総合診療医」が重要な役割を果たしているということを伝えていただきました。加えて、高齢社会における北海道の地域医療や地域包括ケアシステム、北海道のへき地に必要とされる人材、自治医科大学について、大変丁寧に詳細にご説明いただきました。
今回のお話は、「どのような医師になりたいか」「医師にはどのようなものがあるか」ということをしっかり考えるということがテーマでした。医師になるということのみを考えるのではなく、具体的にどのような医師になりたいかという大きな目的意識が大切だということであり、多くの生徒が北海道の地域医療に従事する佐々尾先生のご経験やお考えを踏まえ、普段よりも踏み込んだ観点で医師、医療について考察することができました。
佐々尾先生には大変お忙しい中お越しいただき、貴重なお話をいただきました。本当にありがとうございました。

0714進路後援会今年度第1回進路講演会を開催しました。今回は、北嶺8期生の先輩である秋吉壯俊さんにご講演いただきました。秋吉さんは、不動産事業、介護事業や保育事業を柱に、現在は新たに高齢者の旅行を支援する「介護付き旅行サービス夢たび」を展開し、全国を舞台に幅広いご活躍をされています。
秋吉さんからは、北嶺時代や大学時代の話、創業明治40年のお父様の会社(温泉旅館)を継いだ経緯に始まり、介護施設でのご自身の経験と健康上の理由で旅行に行けない人が増えている現状から、介護付き旅行支援サービス「夢たび」を始めたこと、現在の具体的な事業内容などを、映像も交えて詳しくお話いただきました。
逆境に打ち勝つには、人生の「目的」が必要である。将来なりたいものがあっても、それになることはあくまで目標であり、なぜそうなりたいのかをしっかりと考えて欲しい。「成功=幸せ」ではなく、<人生理念→人生ビジョン→目標の設定→計画化→日々の実践>と繋がっていく中で、「目的」がそれらの土台にある。目標を確実に達成するためにその土台となる目的を持って、一貫性を持って生きて欲しい、という後輩への熱いメッセージを頂きました。
多くの生徒が今後の生き方、物事の考え方を、立ち止まってじっくりと考える機会を持つことが出来たと思います。秋吉さんには大変お忙しい中ご講演をいただきました。心より感謝いたします。

0713麻生7月13日(金)、札幌市総合学習センターちえりあ大ホールにて、北海道命名150周年札幌地区記念講演「先人から次代を担う人たちへ」が、麻生太郎副総理兼財務大臣を講師に開催され、高校1年生、2年生50名の北嶺生が参加しました。冒頭、高橋はるみ北海道知事、中村裕之衆議院議員からのご挨拶があり、北海道の「共生、多様性」についてのお話がありました。続いて麻生副総理から、若者に向けたメッセージとして、諸外国との日本の政治システムの比較、日本の政党政治の変遷、世論の形成などについて、おなじみの「麻生節」を交えながら大変興味深くお話いただきました。参加した生徒たちの目は終始釘付けでした。また、北嶺生から麻生副総理に直接質問をする機会も頂きました。高校2年の野坂龍資君、佐藤渉君からは二院制の意義、一院制のメリットやデメリットについて、神野康太君からは北海道の過疎化、産業の衰退を踏まえ、地方創生に対するご意見について、それぞれ質問をさせていただき、麻生副総理はその一つひとつに丁寧に答えて下さいました。加えて、将来の夢の持ち方、日本の文化に関わるお話、少子高齢社会における社会保障などについて、限られた時間の中で多岐に渡る内容を、ユーモアを交えながらお話下さり、あっという間に時間が過ぎていきました。一緒に写真撮影もさせていただき、参加した生徒たちにとって大変刺激的で貴重な時間となりました。

0713柔道大会本校伝統の校技大会である高校3年生の柔道大会が7月13日(金)に本校柔道場で開催されました。校技柔道大会では試合はもちろんのこと、試合運営・審判なども生徒が中心となって行います。柔道部主将、高校3年生宇波武尊君の選手宣誓の後、「クラス対抗団体戦(体重別)」及び「個人戦3階級(軽量級、中量級、重量級)」の試合が行われました。各生徒が6年間の取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。団体戦では2勝で「2組」が優勝し、個人戦では軽量級で「1組 名古屋宇汰君」、中量級では「1組 宇波武尊君」、重量級では「3組 倉優太君」が見事優勝を果たしました。それ以外の生徒も自分の力を出し切りました。また、今年の高校3年生28期生は現時点でほぼ全員が柔道初段を取得し、北嶺での柔道を終えることができました。
6年間の北嶺柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を、残り少ない学校生活やこれからの人生の中に生かして活躍してくれることを期待しています。

0706寮ジンギスカン7/6(金)、第二回定期試験終了とともに、「ジンギスカン祭り」が今年度も開催されました。前日まで道内各地で大雨警報が発表されるほどの豪雨でしたが、当日は見事に晴れ上がり、差し入れとして保護者の皆様からいただいたスイカやメロン、各種スナックをつまみながら、熱々のジンギスカンを美味しくいただくことができました。  今回のレクは寮生だけでなく学校・寮の教職員も多数参加し、総勢300名を越える参加者となりました。そこで、北嶺4期生でもある松尾さんのご厚意により、北海道随一の「松尾ジンギスカン」が全て無料で提供されました。松尾さんからはジンギスカンの歴史や上手な焼き方などを教わり、特に道外出身の1年生は「食」の部分で北海道の文化に触れることができたのではないでしょうか。
食事中は定期試験の結果について語り合ったり、試験までの取り組みを労い合ったりという姿がありました。試験前や試験期間中は夜遅くまで勉強に励む姿が多数ありましたが、その疲れも吹き飛ぶほど大盛り上がりのジンギスカン祭りとなりました。
一つの試練を乗り越え、それを称え合う仲間は一生の友人になっていくはずです。これから訪れる数々の試練も仲間とともに乗り越え、その度に絆を深め合ってもらえればと思います。
最後に、松尾さんならびに差し入れやお手伝い等で参加していただいた保護者様に、この場を借りて心より御礼申しあげます。

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